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厚労省 主婦の確定拠出年金加入を検討
10月14日 21時16分

厚生労働省は、女性の老後の所得保障を図りながら社会進出を後押しするため、夫に扶養されている主婦も個人型の確定拠出年金に加入できるようにしたうえで、企業に就職した場合、拠出した掛け金を企業年金に移管できるようにする案を示しました。

厚生労働省は、結婚や子育てなど、女性のライフスタイルに合った年金制度の在り方を検討しており、14日開かれた社会保障審議会の企業年金部会で改革案を示しました。
それによりますと、女性の老後の所得保障を図るため、パートなどをしながら夫に扶養されている主婦が、今は自営業者などに限って加入が認められている個人型の確定拠出年金に加入できるようにするとしています。
さらに、女性の社会進出を後押しするため、主婦が企業に就職したり、復職したりする場合、それまでに拠出した掛け金を企業年金に移管できるようにするとしています。
厚生労働省は、さらに制度の詳細を検討したうえで、来年の通常国会に必要な法案を提出したい考えです。

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