ソウル=貝瀬秋彦
2014年10月14日05時24分
韓国の知日派国会議員らでつくる韓日議員連盟の新会長に、与党・セヌリ党の徐清源(ソチョンウォン)議員(71)が内定した。同党が13日に明らかにした。議連内の手続きを経て正式に決定する。徐氏は7選のベテランで、朴槿恵大統領に近い「親朴」勢力の代表格だ。
徐氏はセヌリ党の前身のハンナラ党で代表を務めた後、一時、離党して朴氏を支持する政党の代表も務めた。セヌリ党は「豊かな経験とリーダーシップで、冷え込んでいる韓日関係の改善に大きな役割を果たすことが期待される」とコメントした。
今回の人事は、2012年から会長を務めてきた黄祐呂(ファンウヨ)氏が今年8月に副首相兼教育相に就任し、活動が事実上、難しくなったための措置とみられる。議連は今週中にも新会長を正式に決定し、25日にソウルで予定されている日韓議員連盟と韓日議員連盟の合同総会には、徐氏が新会長として臨む予定だという。(ソウル=貝瀬秋彦)
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朝日新聞国際報道部
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