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台風19号は温帯低気圧に 北海道山間部では雪も

ウェザーマップ 10月14日(火)11時47分配信

 台風19号は、きょう14日午前9時に三陸沖で温帯低気圧に変わり、日本列島からは遠ざかっている。ただ、引き続き、北日本を中心に大荒れの天気になる所があり、東日本などこれまでの大雨で地盤の緩んでいる所は土砂災害などに警戒が必要だ。

 台風19号から変わった温帯低気圧は、三陸沖を北東に進み、きょう夜には千島近海へ達する見込みとなっている。

 東北と北海道の太平洋側では、14日夜遅くにかけて風の強い状態が続き、海上ではうねりを伴い高波に警戒が必要だ。また、北日本を中心に夕方にかけては激しい雨の降る所がある見込みだ。東日本ではこれまでの大雨で地盤の緩んでいるところがあり、今後も土砂災害や川の増水には警戒が必要となる。

<14日に予想される最大瞬間風速>
 東北、北海道   35メートル

<14日に予想される波の高さ>
 東北            7メートル
 北海道、近畿       6メートル
 北陸 5メートル

 北海道の太平洋側では、高潮のおそれがあり、浸水や冠水にも警戒が必要だ。

【北海道山間部では積雪も】

 北海道の上空には11月上旬並みの寒気が流れ込んでおり、峠や山間部では15日朝にかけて雪が降り、積雪となるおそれもある。
<15日昼までの予想降雪量>
 北海道の峠や山間部 10から20センチ

最終更新:10月14日(火)12時3分

ウェザーマップ

 

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