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医師などの個人情報持ち出し容疑で逮捕10月14日 13時03分
医師などの求人情報を紹介する東京の会社に勤務していた36歳の元システムエンジニアが、営業秘密に当たる医師や看護師の個人情報を会社から不正にコピーして持ち出したとして、不正競争防止法違反の疑いで逮捕されました。
警視庁はおよそ1万7000人分の個人情報を持ち出していたとみて、動機などを調べています。
逮捕されたのは、東京・新宿区にある医師などの求人情報を紹介する会社、「MRT」に勤務していた元システムエンジニアの三上兼吾容疑者(36)です。
警視庁の調べによりますと、三上容疑者は、おととし、MRTが管理していた営業秘密に当たる医師や看護師の個人情報を不正にコピーして持ち出したとして、不正競争防止法違反の疑いが持たれています。
会社からの被害届を受けて、警視庁が捜査した結果、その後、会社を退職していた三上容疑者が関わった疑いが強まったということです。
警視庁は、医師や看護師、およそ1万7000人分の名前や住所、それに生年月日などの個人情報を持ち出していたとみて詳しい動機などを調べています。