ひきこもり:農作業で回復を 地域活性化と組み合わせ

毎日新聞 2014年10月13日 16時37分(最終更新 10月13日 16時41分)

藤井裕也さん(右奥)らに草の刈り方を教わり、畑で作業をする山本大貴さん(手前)=岡山県美作市の梶並地区で、久木田照子撮影
藤井裕也さん(右奥)らに草の刈り方を教わり、畑で作業をする山本大貴さん(手前)=岡山県美作市の梶並地区で、久木田照子撮影

 「人おこしプロジェクト」の問い合わせは、山村エンタープライズ(090・7894・4942)。【久木田照子】

 ひきこもり回復支援で知られる宮西照夫・和歌山大名誉教授(精神医学)の話 ひきこもり中は批判される場合が多く、誰かに感謝される機会が少ない。農業の担い手不足などで困っている地域に住み、仕事をして喜ばれる経験は、ひきこもりから脱する良いきっかけになる。また、ひきこもり経験があり、当事者の心情がわかる「先輩」との共同生活も支援になる。

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