日本経済新聞

10月14日(火曜日)

日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様
  • ヘルプ

コンテンツ一覧

速報 > 国際 > 記事

中ロ、通貨スワップ協定を締結 2兆6000億円規模

2014/10/14 11:15
小サイズに変更
中サイズに変更
大サイズに変更
保存
印刷
リプリント
共有

会談に先立ち握手を交わす中国の李克強首相(左)とロシアのメドベージェフ首相(右)(13日、モスクワ)=AP
画像の拡大

会談に先立ち握手を交わす中国の李克強首相(左)とロシアのメドベージェフ首相(右)(13日、モスクワ)=AP

 【モスクワ=田中孝幸】ロシア中央銀行と中国人民銀行(中銀)は13日、金融市場の緊急時に自国通貨を相互に融通し合う「通貨スワップ協定」を結んだ。期間3年で規模は1500億元(約2兆6200億円)と設定した。両国の通商関係の拡大とドルへの依存度を下げる狙いがある。

 中国の李克強首相は同日、モスクワでロシアのメドベージェフ首相と会い、経済関係をさらに強化することで一致した。両国の代表団は宇宙やエネルギー、金融などの分野での30を超える合意を含む文書を取り交わした。

 メドベージェフ首相は会談後の記者会見で「困難な状況の中で、両国が新たな可能性を切り開く意義は大きい」と強調した。ウクライナ危機以来、ロシアと欧米の関係は悪化し、制裁を受けているロシアの銀行やエネルギー企業は国外での資金調達が難しくなっているとみられる。

 今回の合意には、欧米との取引が制限されているロシア国営石油会社ロスネフチと中国石油天然気集団(CNPC)の協力拡大も含まれている。

 メドベージェフ氏は「ロシアと中国の2国間関係は本当に発展している」と強調した。2013年に890億ドル(約9兆5500億円)だった2国間の貿易額が15年に1千億ドルに増え、20年には2千億ドルに達するとの見通しを示した。

小サイズに変更
中サイズに変更
大サイズに変更
保存
印刷
リプリント
共有
関連キーワード

メドベージェフ、通貨スワップ協定、李克強、ロシア中央銀行、中国石油天然気集団、ロスネフチ、ロシア

【PR】

【PR】

主要ジャンル速報

【PR】



主な市場指標

日経平均(円) 15,033.61 -266.94 14日 13:10
NYダウ(ドル) 16,321.07 -223.03 13日 16:30
ドル/円 107.19 - .22 -0.89円高 14日 12:50
ユーロ/円 136.35 - .40 -0.55円高 14日 12:50
長期金利(%) 0.490 -0.005 14日 12:50

人気連載ランキング

10/14 更新

1位
おとなの数学
2位
ビジネスリポート
3位
週末スキルアップ塾

保存記事ランキング

10/14 更新

1位
エネ・穀物輸入10港に集中 [有料会員限定]
2位
消費は戻るか(上)地域・所得で広がる温度差 [有料会員限定]
3位
トヨタ全車種、衝突回避 [有料会員限定]
日経Gooday(グッデイ)カラダにいいこと、毎日プラス

学園投資マンガ インベスターZ 日経電子版で掲載開始
日経ウーマノミクスプロジェクト 女性が輝く社会へ 無料会員急増中
GlobalEnglish 日経版

モバイルやメール等で電子版を、より快適に!

各種サービスの説明をご覧ください。

TwitterやFacebookでも日経電子版をご活用ください。

[PR]

ページの先頭へ

日本経済新聞 電子版について

日本経済新聞社について