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これ全部、すごい良く飛ぶやつです。
ある日、近所の公園でぼーっとしていたら、小さい子供とお父さんがフライングディスク(いわゆるフリスビー)で遊んでいたのだが、子供が投げてもシューッとなかなかきれいに飛んでいる。
※フリスビーは米国ワーム・オー社の商標 それがやたら楽しそうだったので僕もやりたくなったのだが、せっかく飛ばすなら、より良く飛ぶやつが欲しい。子供のオモチャじゃなくて、プロ仕様のとか、そういうの。 ネットであれこれ検索していたら、「フライングディスク専門店」というのに当たった。 なにそれ。専門店があるのか。じゃあ行かねば。 > 個人サイト イロブン Twitter:tech_k プロショップは日暮里に検索して行き当たったフライングディスク専門店は、日暮里にあった。
日暮里駅前のビルの一階にある、『D.D.Jam』さんだ。 キヨーレオピンとか「ぢ」は関係ない。
外から見たらちょっとしたオシャレ雑貨屋かなにかにしか見えないが、店内に入るとギョッとする。
店内どこを見てもカラフルなお皿的フォルムのものが積み上げてあるからだ。 ルックスは輸入食器専門店に近い。
薄くてスタックできるから、在庫はかなりぎっしり。
フライングディスクと言うぐらいだから基本的には円盤形のものばかりなのだが、よく見ると厚かったり薄かったり、素材も普通のプラのものからゴムやスポンジ、布までいろいろある。
鍋敷きかと思ったら、これも飛ぶやつ。編み込みフライングディスク。
持ち歩くときは折りたためるのが面白い。
漠然と「取材にかこつけて、よく飛ぶやつ買おう」と思っていたのだが、これはダメだ。
これだけあると、どれが良く飛ぶとか見当がつかない。 お店の人にちゃんと話を聞こう。 想像以上にすごいフライングディスクの世界D.D.Jamの店主、本田嘉貴さんは、自らも長年フライングディスクの競技をやってきたベテランプレーヤーだ。
ダンディかつ気さくな本田さん。
「すいません、フライングディスクにこれだけ色々なのがあるとは思ってなかったです」
「競技も10種類ぐらいありますからね。それぞれに合ったディスクがあるんですよ」 えっ。投げて距離競うとかそういうだけじゃないのか。 「有名なのは、フィールド上のバスケットに投げ込む『ディスクゴルフ』と、ディスクをボール代わりにしたアメフトみたいな『アルティメット』ですね」 「他にも、2人対2人でディスクを2枚投げ合い、相手のコートに同時に2枚持たせたらポイントになる『DDC』や、5対5で向かい合って、とにかく相手にキャッチされないようブン投げる『ガッツ』、ディスクを使って格好良い自由演技をする『フリースタイル』なんかも面白いですよ」 日本フライングディスク協会サイトの『種目紹介』ページから各種目の説明と動画が見られるので、細かくはそちらを見て欲しい。ディスクがブンブンと飛んでくる『ガッツ』は、ちょっと迫力ありすぎ。 左がガッツ用ディスクで、右がDDC用。固さや凹凸のフォルムなど微妙に違う。
「ガッツは14m離れて投げるんですが、時速100km以上でディスクがカーブしたり予想もつかないコースで飛んでくるんで、怖いですよ」
本田さんは笑顔で言うが、怖すぎるだろう。 「あと、シンプルに飛距離を争う『ディスタンス』という競技もあります。これがディスタンス用のディスクなんですが」 なんかサイン入ってる。
持たせてもらうと、薄くて、でも見た目よりかなり重い。確かに飛びそうだ。
「ディスタンス競技のワールドレコード保持者、アメリカのDavid Wigginsが使ってたモデルなんですよ。名前の下に836って数字が入ってますけど、836フィート、つまり約255mですね」 東京ドームがホームからフェンスまで122mなので、ドーム2つ分以上の距離を飛んだことになる。 それ、人間が手で投げられる距離なのか。
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