競技用空気銃は10歳から 改正案決定10月14日 10時25分
2020年の東京オリンピックなどに向けて、若い世代の射撃選手の育成のために、「14歳」からに規制されている競技用の空気銃の使用開始年齢を「10歳」からに引き下げることを盛り込んだ銃刀法の改正案が、14日の閣議で決まりました。
警察庁は、銃刀法で競技用の空気銃の使用開始年齢が14歳からに規制されていることについて、東京オリンピックなどに向けた選手育成のためにより若い年齢から使えるようにしてほしいという競技団体の要望を受けて、有識者会議を設けて検討を進めてきました。
その結果、改正案では、空気銃の使用開始年齢を一定の技能があれば10歳からに引き下げることになりました。
10歳という年齢は、空気銃を扱う際の決まり事を理解し、指導者の指示に従った行動を取ることができる年齢として判断したということです。
また、空気銃の練習ができる環境を整えようと、練習射撃場にこれまでは置いていなかった競技用の空気銃を備え付けるようにする新たな制度を設けることになりました。
この改正案は、今の臨時国会に提出されます。
「メダルに届くような選手を」
銃刀法改正の要望書を警察庁に提出していた日本ライフル射撃協会の松丸喜一郎専務理事は「10歳から空気銃を持てるようになるのは全国の才能ある選ばれた子どもたちだけで、皆が10歳から空気銃を持てるようになるわけではない」と説明しました。
そのうえで、「協会にとっては長年の宿願だったし、ようやくほかの国と同じようにスタートラインに立てた。精神力や集中力が勝敗を分ける射撃は日本人に向いている競技だ。これをきっかけに全国に埋もれている才能ある子どもたちを発掘して2020年東京オリンピックでメダルに届くような選手を育成したい」と話しました。