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リベリアの医療スタッフ、エボラ「危険手当」求めてストへ

2014年10月13日 19:23 発信地:モンロビア/リベリア

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1/2 リベリアの医療スタッフ、エボラ「危険手当」求めてストへ ▲ キャプション表示
×リベリアの首都モンロビア(Monrovia)で、エボラ出血熱診療所、アイランド・クリニック(Island Clinic)前でバスから降りる人々(2014年10月11日撮影)。(c)AFP/ZOOM DOSSO
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【10月13日 AFP】西アフリカで最もエボラ出血熱の流行が深刻なリベリアの医療従事者組合は12日、国内全土の医療機関でエボラ患者の治療にあたっている医療スタッフが13日から危険手当を求めるストライキに突入すると発表した。

 対象となる医療機関には、世界保健機関(WHO)が設置したエボラ治療施設(Ebola Treatment UnitETU)も含まれるという。

 首都モンロビア(Monrovia)にある国内最大の政府系診療所、アイランド・クリニック(Island Clinic)では、既に10日から医療スタッフがエボラ患者の治療にあたる特別手当を求め、仕事の能率を落とす「サボタージュ」を開始しており、以来、同クリニックではエボラ出血熱の患者数十人が死亡しているという。 

 だがリベリア政府のアイザック・ジャクソン(Isaac Jackson)報道官は10日、アイランド・クリニックで医療行為が滞るような事態は一切起きていないとの声明を発表している。

 リベリアでは、患者のプライバシー保護を理由に10日からエボラ治療機関への記者らの立ち入りが禁止されたため、メディアが事実を確認することができない状況だ。

 今年に入ってから、エボラ出血熱によるリベリアでの死者は2300人に達している。(c)AFP

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