こんにちは。逆転裁判チームの巧です。
ブログって、すごい!
みなさんからのメッセージが、
リアルタイムで届くんですね。
チームのみんなで、全部読ませていただいています。
あたたかい言葉、本当にありがとうございます。みんな大好きです!
(←告白)
ということで、ムダにテンションも高く近況報告です。
制作の仕事も一段落、最近は“パブリシティ”‥‥広告宣伝のお仕事をしているんですよ。
このブログだって、ある種、お仕事の一環。
超人気ブログに育て上げて、アメーバブログから
賞金をもらうのが我々の夢、いや使命なのです!(←ウソ)
さて。最近ぼくは、来月開催される《東京ゲームショウ》の
極秘プロジェクトに追われています。‥‥あ、
極秘ですから、誰にも言っちゃダメですよ。
“
極秘プロジェクト”‥‥気になるッ! という方は、ぜひゲームショウでカプコンのブースへ遊びに来てくださいね。
現在、
極秘裏に
極秘シナリオを執筆中、来週は
極秘制作のため
極秘に東京へ出張。
次回は、その
極秘出張のようすを報告したいと思います。もちろん
極秘に。
極秘でお楽しみに!
‥‥と、気持ちよく“
ゴクヒ”を連呼したところで、広告宣伝のお仕事はおしまい。
それでは今回も、チームのメンバーとお話しをしてみたいと思います。
2回目の今日は、“
企画マン”です。
去年入社して、イキナリ逆転チームに放りこまれたヤマザキくん。
今回は、そのフレッシュな才能に、いろいろ聞いてみましょう。
“企画”‥‥ゲームを考える仕事の他に、他部署との折衝、スケジュール管理など、各種ヤボ用に
忙殺されるお仕事。
ぼくの肩書きの1つも“企画”ですが、ぼくが“ゲームを考える”部分、それ以外の“忙殺系”の仕事を引き受けてくれたのがヤマザキくんです。
それでは、まず。初めての“チーム”はどうでしたか?
■山崎:
楽しかったですよ!
終わってしまうのが、サミシイです。
『チームのために!』と思えば、キツイときでもがんばれたような気がします。
最近なんか、夢の中でもチームのメンバーに会うんですよ!
この前の夢なんか巧さんと松川さんが一緒にでてきて・・・。
目が覚めたときには、びっしょりと寝汗をかいていました。
・・・いったいどんな夢だったのかは・・・覚えてないです・・・たぶん。
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うーん。うらやましいハナシですね。
ちなみにぼくの新人時代は、ヤマザキくんほど“デキるヤツ”ではなかったので、かなり生き地獄でした。
もちろん、夢も見ましたよ。ハッキリ覚えてます。
なんか、チームが
大乱闘している夢で、いつも温厚なプログラマーが、泣きながらイスを振り上げて暴れ回っている! 標的は‥‥モチロン、ぼくだ!
恐怖に逃げまどいながらふと見ると、なんの関係もない、
隣のロックマンチームもなぜか大乱闘をしている‥‥という、かなり世紀末的なシロモノでした。
‥‥でも。あの時代があったからこそ、今がある。
そんなモノですよね。たぶん。
では、次の質問。
印象に残っているデキゴトを教えてください。
■山崎:
はじめてニンテンドーDSを触ったときのことです。
2画面にびっくり! タッチパネル操作に感動!
この新しいハードで、どんな『逆転裁判』ができるのか、夢がふくらみました!
みんな子供のようにはしゃいでいましたが、
ときおり巧さんの目がキラリと光るのを僕は見逃しませんでした。
「これが、“企画”のマナザシなんだ・・・!」
“この人についていこう!”と決めかけた瞬間でした。
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さすが“ヤリ手”新人クン。上司のココロをくすぐるのも忘れません。
ここでポイントは“
決めかけた”のヒトコト。
どうやら、まだ決めかねているようです。
“
決め手に欠けた先輩”として、プレッシャーにたじろぎつつ、最後の質問を。
せっかく企画マンに聞くのですから‥‥ズバリ!
『《逆転裁判》‥‥キミならどうする?』
■山崎:
“自由な発想”で、いっそ時代も国を飛び越えましょう。
舞台は、中世ヨーロッパ。ひとりの少女が、裁判にかけられている。
「この女は、魔女だ!」
「魔法を使って、あいつを殺したんだ!」
今まさに、神の名のもとに“有罪”が下されようとしたそのとき!
「異議あり!」
叫び声とともに、一人の男が颯爽と現れる。
その男の名は、ガリレオ・ナルホード牧師。
「魔法など、存在しません! その子は無実です!」
迷信のはびこる中世の法廷に、カガク的な推理で立ち向かっていくのだった!
以上、『逆転裁判 ルネッサンス編』でした。
他にも、『大江戸編』『サイボーグ編』など・・・
若さではちきれんばかりの自由な発想を取り揃えております。
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なるほど‥‥ガリレオ・ナルホード牧師。
ネーミングセンスは
イマイチのようです。
主人公が“ガリレオ”ということは、最終話の裁判では、
ゼッタイ勝てないというのがミソですね。
きっと、被告席に立たされたナルホード牧師が最後に提出する証拠品は“
くるくる回っている地球”のはずですから‥‥
と、ちょっとアカデミックなツッコミで自己満足したところで、今週はこのへんで。
ヤマザキくん、ありがとう! これからもよろしく!
それでは、また来週!
■最新情報
松川です。発売まで一ヶ月を切りましたね。
夏休みにはいったメンバーもいます。(憎!)
慌しく発売に向けた店頭販促物のチェックをしています。
ポスターとか大型POPとか。サンプルが届いたら皆様にも写真を公開しますね〜。

今週の一枚。限定版の箔押しの失敗作。スミマセン。なんか、淀んでます。
新しい箔押しをお願いしてきた次第です。
《 雑誌掲載 》
8/20 ニンテンドードリーム 10月号発売
表紙は成歩堂君と真宵ちゃん。そして茜ちゃんです。
ラフイラストや開発インタビューも載っています。
塗君が必死になって、雑誌関係の仕事をしてくれています。
塗「マラソンランナーはね、遠くをみちゃイカンのです。目の前の電信柱を見るんですよ」
※直近の仕事のみに、注力するという意。
松川「ふーん。まだ、1本(枚)目しか到達してないね。後、1本(枚)もあるのに…」
塗「えっ! 後1本(枚)…わー!!」
私も目先のブログ原稿に追われています。わー!!