芸能
2014/10/11 13:59
映画・演劇の資料の拠点「松竹大谷図書館」をガンダムが応援 支援者に特製文庫本カバー
映画・演劇の資料の拠点「松竹大谷図書館」をガンダムが応援 支援者に特製文庫本カバー
『機動戦士ガンダム』が、映像・演劇関連資料のアーカイブとして知られる松竹大谷図書館を応援している。今年9月に同館で『機動戦士ガンダム』の放送開始35周年を記念した所蔵品展示の企画展が行われた。
これに合わせて松竹大谷図書館では、サンライズ、創通の協力を得て、『機動戦士ガンダム』録音台本の表紙のデザインを採用した文庫本カバーを考案した。同館らしい楽しいアイテムとなっている。
この文庫本カバーは、図書館がクラウドファンディングサイト「READY FOR?」で実施中のプロジェクト「日本文化の宝・歌舞伎や映画の記憶を未来につなぐ。」で5000円以上支援をすると他のサービスと共に貰うことが出来る。
東京・築地に拠点を構える松竹大谷図書館は、1956年に故大谷竹次郎氏が設立した演劇と映画の専門図書館だ。長年、松竹が収集・保存してきた映画や演劇の資料を中心に一般公開する目的でスタート、現在では他社の協力も得て、映画、演劇、舞踏、テレビに関するアーカイブとなっている。
江戸時代の古い文献などから始まり、所蔵資料は44万点あまりにも及ぶ。なかでも台本・シナリオは市販されなかったものも多数含んでおり、研究者や愛好者に利用されている。