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県北で生産の「あんぽ柿」などから基準値超セシウム

福島民友新聞 10月2日(木)10時48分配信

 県は1日、福島、伊達、桑折、国見、川俣の県北地域5市町で生産された柿を試験的に加工した干し柿44点、あんぽ柿44点の放射性物質検査結果を発表した。
 福島、伊達、国見3市町の柿を原料にした干し柿4点、あんぽ柿3点から食品の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された。桑折町の柿を原料にした干し柿1点は基準値と同数の100ベクレルだった。
 県は同日、あんぽ柿や干し柿の安全性を確保するため、福島、伊達、国見、桑折4市町で生産された柿について加工を自粛するよう要請した。ただし伊達、桑折、国見3市町に指定した「あんぽ柿加工再開モデル地区」の生産者に限っては、全量検査の実施を条件に加工を認めている。

福島民友新聞

最終更新:10月2日(木)10時48分

福島民友新聞

 

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