日本は「高齢化」と「少子化」時代に入っている。このため、日本では多くの伝統的な習慣も影響を受けている。一部地区では花嫁が数年にもわたって来ないため、伝統的な独特の「正月に花嫁のお尻を叩く」という活動も中断していた。しかし今年1月15日に日本・秋田県仁賀保市大森地区では4年ぶりにこの珍しい伝統行事が行われた。
毎年の1月15日は日本で「小正月」と呼ばれる。日本でも以前は旧暦を使って春節を祝っていた。しかし1868年の明治維新以降、日本は「脱亜入欧」で旧暦を廃止し、元旦を新年としたため、太陽暦の1月が日本では「正月」と呼ばれるようになった。1月15日になると多くの地方では独特の伝統的な民俗行事が行われるが、「花嫁のお尻を叩く」というのもその一つだ。
日本の「性神用語辞典」を見ると、過去の日本では全国各地で正月の15日か16日に花嫁のお尻を叩く習慣があったことがわかる。お尻を叩く役は子供や女性だ。
また一部地区ではこの習慣は正月15日ではなく、花嫁が早く子供を生むことを願って、花嫁が花婿の家に嫁いだ初日に行われる。福岡県春日市にはこうした習慣が残っている。
「人民網日本語版」2011年1月27日