とんかつDJアゲ太郎、話題になっていますが面白いですね。
こういうくだらないけど話の中のひとは真剣なマンガが大好きです。
ところでこのマンガ(以下アゲ太郎)で主人公が、とんかつ職人である父親がキャベツを刻む速度とクラブでDJがかけている音楽のBPMが一緒であることに気づくシーンがありました。
そう、合コンで「料理とか得意???」という話題になった時、「じゃあ例えば、キャベツを千切りするときどんくらいの速さ???」って聞かれる事多いと思うんですよね。
そういう時にただ「速いほうかな?」とか「ゆっくりだょ☆」とか言っても曖昧で三分の一も伝わらないと思うんです。千切りの速度が。
かといって「すっっっっごいゆっくりで…」とか言うと「あ、こいつ料理できんわ」と放流される理由を創り出してしまうので、できるだけオブラートに包みつつ料理がうまそうに聞こえるクールな伝え方をアゲ太郎で学びました。
そう、音楽に例えて千切りの速度を話せばわかりやすく、なおかつクールになるのです!!
とっっっってもゆっくりなアナタ
「千切りの速さは…Ambientって感じ…カナっ☆」
と伝えてはいかがでしょうか。
ちなみに私はアンビエントです。
千切りをはじめたらその場にいる全員が眠りにつくレベルを見せつけてやりましょう。
「ああ千切りできねえんだな」と思われずに「ゆっくりと時間をかけて癒してくれるような千切りキャベツを出してくれるんだな…結婚したいな…!!!」と思われること間違いなし。
どっちかと言えばゆっくりめなアナタ
「千切りの速さは…バラード…。そう…、バラード…」
と伝えてはいかがでしょうか。
あなたの千切りを想像した男子が震えて涙を流して感動して求婚してくること間違いなし!!
難なく素早く切れるアナタ
「音楽で言えばハードコアって感じ!」って元気よく答えてはいかがでしょうか。
後述しますが音楽で言えば相当な速度を感じるハードコアも千切りの世界ではまだまだのBPM。
それでもハードコアが好きという男子も多いかと思いますので、ライブで熱くなるあの曲を思い出して、あなたの千切りに熱くなり、台所にダイブしてくること請け合いです。
邪険に扱わず、一緒に料理を楽しめるチャンスもつかめるかもしれませんね。
「ハードコア→なんか速い曲→千切りが速い→料理に慣れている」
という図式は完璧でしょう。
かなり速いアナタ
「XJAPANのYOSHIKIが叩くドラムくらいの速さ」と言えば確実に具体的に伝わり、なおかつ前途の通り料理に慣れていることが伝わるでしょう。
髪を振り乱して一心不乱にキャベツの千切りをする姿は、鬼神。
身体中を痛めてもとんかつが揚がるまでは必死に速度を緩めず千切りをする熱意と誠意が伝わり、結婚したい女性ナンバーワンの座を合コンで勝ち取ることでしょう。
モコズキッチンのOPレベルのアナタ
「千切りの速さは…モコズキッチンのOPくらい?」と言ってしまうとオリーブオイルと謎野菜がふんだんに使われたエンゲル係数高めの料理を作られそうなイメージを与えてしまいかねません。
更に料理に謎のこだわりと謎のアレンジがあって、なんか面倒くさいイメージも与えてしまいそう…。
正確で高速なあの千切りは素晴らしい技術なのですが、ストレートに伝えることで逆にマイナスイメージをもたれかねません。
おそらくBPMで言えば240位はあるので、かなり高速だと思います。
このレベルの方は「太鼓の達人でなんか速い曲くらい?」とぼやかして伝えましょう。
「お〜結構速いじゃん!料理好きなの?」と盛り上がること間違いなし!!!!!
以上です。
いかがでしたでしょうか。
参考になりましたら幸いです。
合コンに一度も参加した事も誘われた事もないけど。
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