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「欲望の赴くままの犯行」集団強姦致傷などの男に懲役6年6月 京都地裁
帰宅途中の女性を車内に連れ込んで乱暴したなどとして、集団強姦致傷や監禁、わいせつ略取などの罪に問われた京都府向日市の内装作業員、森田慎斗被告(23)の裁判員裁判の判決公判が10日、京都地裁であり、和田真裁判長は「犯行態様は大胆かつ非常に悪質」として懲役6年6月(求刑懲役8年)を言い渡した。
判決理由で和田裁判長は、森田被告が遊び仲間の2人と共謀し、犯行に及んだと認定。「欲望の赴くままに行われた身勝手極まりない犯行で、動機にくむべき点はない」と指摘した。
判決によると、森田被告は仲間2人と共謀し、平成25年12月、京都市右京区の路上で帰宅途中の20代の女性を車に連れ込み、同区内のホテルの駐車場で胸を触るなどわいせつな行為をしてけがをさせた。