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 <平成26年度 学生の声>
学生フォーラムを終えて
12回生 川人 省子

平成26年7月11日第10回国立病院機構近畿グループ学生フォーラムが開催されました。今年は台風が接近していたため、前日まで開催が危ぶまれ先生方や学生からずいぶん心配される声が挙がっていました。しかし当日は、台風も予測より早く通り抜け天候に恵まれ、無事開催することができました。
学生フォーラムのメインテーマである「広げてつなげて深まれ絆」を軸に今年は、「伝えよう!学びの轍、育もう!心の輪」をサブテーマとして題し、近畿グループ5校の学生が一同に会し、看護の学びを共有しました。
「交流会」「学校からのメッセージ」「講演会」のプログラムに加え、今年は第10回の特別企画として、「10年の軌跡」というプログラム内容で開催されました。
5校の学生同士が活発に交流できるよう行われた「交流会」では、今年は昨年のアンケートで出た意見を取り入れ『ストレッチ』を加えました。参加者はリフレッシュしながら他校の学生たちとの交流を楽しんでいました。
「学生からのメッセージ」では、各校からのメッセージを作るにあたって姫路から工夫した点などを、インタビューするという取り組みが行われました。また、「官兵衛君」も登場し各校からのメッセージを盛り上げてくれました。京都校からのメッセージでは、寸劇や昭和24年開校時の写真を含めたスライドショーを行いました。毎日のように、キャストの学生たちは昼休みを利用し、日々練習を重ねてきました。会場の都合上、当日のリハーサルも限られた時間内でキャストの立ち位置の確認を行わなければならず、直前まで不安もありました。しかし、本番では客席からも見やすい位置で寸劇を行うことができました。また、セリフも聞き取りやすいスピードで間違えることなく演技を行え、練習以上の成果を出すことができ、客席で見ていた京都校の学生からだけでなく多くの方から感動の言葉をいただきました。
「講演会」では、小林光恵さんを講師にお迎えし小林さんからたくさんの看護の魅力を聞かせていただき、私たち自身が目指す看護師像が明確化される機会となりました。
特別企画「10年の軌跡」では、学生フォーラムの実行委員を経て近畿グループの学校を卒業された先輩方のお話を聞かせて頂きました。「学生フォーラムでの経験が現在、どのように影響しているのか」を語って頂きました。
今年、京都校は副担当校として、全体の運営に関わってきました。学生受付係は1300人もの学生をスムーズに会場内に誘導し、学生フォーラムを時間通り始められるよう、点呼の方法など試行錯誤しました。点呼場所に予定していた場所が使用できないことがわかってから、学生の点呼場所を1か月前に変更する、というハプニングもありました。また、会場係は会場内の学生をスムーズに座席まで誘導できるように、掲示物を見やすく大きく表示するなどの工夫を行いました。施設の使用方法や禁止事項を5校に周知し、学生1人1人がルールを守り学生フォーラムがスムーズに進行できるようにオリエンテーション資料を作成しました。そのため、学生フォーラムは定刻通りに開始することができ、学生の退場もスムーズに行うことができ、時間通りに終了することができました。
2年生はフォーラムの準備中に、基礎看護学実習が入り実習準備も並行して行わなければならなかったので、忙しい日々が続きました。そのため、実行委員内のチームワークが求められました。最初は、報告もれや確認不足もあり情報共有がうまくいかないこともありました。しかし、しだいにお互いが声をかけあうようになり、実行委員全員で準備を進めていけるようになっていきました。みんなで1つの物を作る難しさも実感しましたが、大きな達成感や成し遂げたことの喜びを実感できることもでき、とても良い経験になりました。学生フォーラムで得た、チームワークの大切さやみんなで1つの物を作る喜びをこれからの学校生活にも生かしていきたいと思います。

 
 
七夕茶会
看護師科 茶道部 荒木 椎香

7月18日(金)、看護学校の在宅実習室に於いて茶道部主催の七夕茶会を開催させていただきました。病院関係者の皆様、先生方、学生と多くの方々の御来席を頂くことができました。
今年のお菓子は昨年同様、七夕をイメージした「天の川」という目にも鮮やかなブルーのグラデーションの餡に笹と星をあしらったものをご用意しました。こちらのお菓子は毎回楽しみにして下さる方もいらっしゃる程美しく、季節感のあるものです。お水は今朝早くに部員が藤森神社に行き、境内の御神水を汲んできました。このお水は「不二の水」として、二つとないおいしい水という意味があり、勝運や学力向上を授ける水として信仰されております。
今年、新入部員として一年生が七人入部してくれました。入部まもなくで緊張しながらも協力してお茶会を盛り上げてくれました。二年生は初めて主催するお茶会にむけて練習を重ねた成果がしっかり出せました。三年生も実習で忙しい中、心配して様子を見に来てくれました。
和の雰囲気を味わっていただけるよう部員一同例年通り、浴衣にておもてなし致しました。慣れない和服姿と緊張感で行き届かぬことばかりではありましたが、練習の成果を発揮しようという思いと来ていただいた方々に喜んでいただけるようにという思いの中、精一杯努めさせていただきました。課題や技術練習に追われる学生生活の中で、毎月2回の茶道部の活動は、日々を丁寧に暮らすことの大切さを思い起こされる癒しのひとときとなっております。
今後も七夕茶会では、皆様に一服のお茶を召し上がって頂きながら、夏の涼を楽しんで頂けるような催しとなるよう、おもてなしの心を大切により一層精進したいと思っております。次回は1月の初釜茶会となります。ご来席くださる皆様に心地よい時間を過ごして頂けるよう、日々練習を重ねていきたいと思います。


 
 

3年生からのメッセージ
3年生

3年生になりもうすぐ4ヶ月が過ぎようとしています。今私たち11回生は臨地実習と併行して国家試験の学習や就職試験の準備をするなど、忙しくも充実した日々を送っています。特に国家試験に向けては、グループでの勉強会や朝の授業前の時間を利用した学習を通して、皆で分からない問題を教え合いながらクラス全体で学習に取り組んでいます。皆が問題を出し合ったりそれぞれの効果的な勉強方法を聞き合ったりと、クラス全体で国家試験への意欲が高まってきているのを実感します。
また学生ごとに一人の先生がアドバイサーとなるチューター制度も始まりました。それぞれが担当の先生に勉強方法を相談したりアドバイスを頂きながら、実習中の限られた時間を有効に使い、学習計画を立てて取り組んでいます。
国家試験全員合格という目標に向けて、残り7ヶ月をクラス一丸で取り組んでいきたいと思います。


 

基礎看護学実習Uを終えて
12回生  嶋田 優美

初めて12日間という長い期間の実習で、一人の患者さんを受け持たせていただきました。1年生の時の基礎看護学実習Tの時は、がむしゃらに患者さんとコミュニケーションをはかり援助を考えていたつもりでしたが、その援助が患者さんのためになっているとは考えられませんでした。足浴を計画し実施しましたがあまり喜んでもらえなかったからです。終了後本当に今の患者さんに足浴が必要なのか、なぜ必要なのか考えられていなかったと反省しました。
このように前回の実習では、看護とは何か?と考え悩みながらの実習で、結局はっきりとは分からず終わってしまったように思います。
今回の実習では、患者さんの病気のこと・家族のこと・退院後の生活・今の不安などをコミュニケーションを通して知りました。それを知ったうえで問題と看護を考えると本当に必要な援助ができ、看護は奥深いしもっと学びたいと考えました。また、その日その日で患者さんは変化しました。車椅子に移動するときふらつきが見られる患者さんが急にふらつかずに楽に移動するという変化がありました。ふらつきが見られたときは、転倒を予防するように腰を支えることや腰を動かす手伝いをしていましたが、変化後は見守りだけでした。こういう患者さんの状態にあわせた看護をするために計画の追加・修正を行わなければいけないことも学びました。
 また、「患者さんの家族になってはいけない」というご指導のもと、家族ではなく看護者としてできる必要な援助を考えて実施することで入院生活を送る患者さんのためになるのだと知りました。そのため、私たちは看護者であることを忘れずに患者さんと接することも大事であると学びました。
 今回の実習で、看護は奥深く難しいというのが私の正直な今の感想です。しかし、それ以上に受け持たせていただいた患者さんとの関わりは私にとって大切なものになりました。受け持たせていただいた患者さんやご家族の方に感謝の気持ちを忘れず、もっと勉強・技術練習にも力を入れ、誠実さや感性を磨いていきたいと考えます。

 
 

1年生からのメッセージ     領域別実習にむけて
1年生  木村 咲

私たち1年生82名は入学してから4ヶ月が経ちました。
入学当初は、勉強についていけるのか、クラスに馴染めるのかなど不安が一杯でした。
しかし今では、看護師という同じ目標を持ったクラスメイトと共に専門的な講義を受け、看護技術の授業では、ベッドメイキング、車椅子移動の看護技術試験が終了しました。看護技術には、血圧測定や寝衣交換などまだまだ習得すべき技術はたくさんあり、専門的学習や技術練習と充実した毎日を過ごしています。また、先輩とのつながりも増え、看護のことや学校生活についてなどを教えてもらっています。
さらに、私はバレー部に入部し放課後は、先輩方と気持ちのいい汗をながしています。
バレー部は、7月5日のあじさい杯という近畿管内の5校の看護学校によって行われる大会に向け練習を頑張っています。私も初めての大会を楽しみにしています。
また、7月には同じく5校の学校の全校生徒1,000人以上が集まって行われる学生フォーラムという交流会があります。
私たち1年生は、これから、日々の学校生活を楽しみながら仲間や先生方とともに自分の目指す看護師像に近づけるように頑張っていきたいと思います。


 

3年生からのメッセージ     領域別実習にむけて
3年生

私たち11回生73名は、ゴールデンウィーク明けから11月末まで領域別臨地実習を行っています。実習では、これまで学校で学んできたことを統合し、患者さんへの看護に活かしていくことが必要となってきます。学習者として1人の患者さんとかかわることができるのは、学生の間だけなので、この貴重な時期に多くのことを学び取りこれからの自身の看護につなげていきたいと考えています。実習場での経験を自分の財産としていけるよう、努力を惜しまず頑張っていきたいと思います。また、来年の2月には国家試験の受験もあります。時間を有効に使い、実習と国家試験の勉強を両立させていきたいと思います。実習・勉強と勝負の1年ですが、残り少ない学校生活が充実したものになるよう、学年全員で力を合わせて駆け抜けていきたいと思います。専門職業人になるものとしての自覚を持ち、また自身の行動1つ1つに責任を持って学校生活を送っていきたいです。

 
 

2年生からのメッセージ   基礎看護学実習Uに向けて

2年生 高木 由貴

2年生になりもうすぐ二ヶ月が過ぎようとしています。何もかもが初めてであっという間に過ぎた昨年とは変わり、今年は新たな新入生を迎える側となり、学校行事や自治会活動など学校生活運営の中心的役割を担う学年になりました。講義や看護技術の演習など、次々と専門の分野が開講しています。学習に、行事準備にとますます忙しくなった学校生活をより充実したものにしようと、学年全体が慌ただしくも活力で溢れる日々が続いています。
 さて、6月には進級してから初めての約3週間に及ぶ長期の臨地実習が控えています。今回の実習では、1年次の後半から時間をかけて学んできた「看護過程」にそって、より具体的に且つ実践的に学びを深め、少しでも患者さんに喜んでもらえるようにしていく必要があります。入学当初より、一歩二歩と進み始めた看護者になる者としての道のりに、今一度自覚と責任を持ち日々の学習に臨んでいきたいと考えます。その為にも、一人ひとりが主体性を大切にし、時にはチームとして支え合い、個としてチームとして互いを高め合い学び合える環境を目指し、実習への準備を整えていきたいと考えます。

 
 

自治会の取り組み      新入生歓迎会
自治会担当 2年 伊富貴 千晶

4月25日に13回生に向けての新入生歓迎会が開催されました。新入生に早くこの学校に馴染んでもらえるよう、3学年で交流を深める催しを自治会役員中心に考え取り組んでいきました。3年生全員からのサプライズダンスで始まり、デカパン障害物リレーやお絵かきゲームをして大変盛り上がりました。誰かと協力したり、チームのメンバーを応援したり、喜び合ったりすることで、新入生達がリラックスでき少し緊張もほぐれたのではないかと思います。また、チームは“しらゆりメイト”という1〜3年生までの縦割りで構成されているため、学年を超えての繋がりができたように感じます。
閉会式では、みんなの満足そうな笑顔を見ることができ、その後の学校生活においても他学年で挨拶したり、話をする場面をよく見かけるようになりました。これから学年それぞれが忙しくなると思いますが、このような行事を通して得た交流を大切にして学校生活を楽しみながら頑張っていきたいと思います。

 
看護師科 新入生  浦野 公佑
4月23日に新入生歓迎会を2年生、3年生の先輩達に開いていただきました。新入生歓迎会は、先輩達の工夫を凝らしたサプライズダンスから始まり、障害物走・連想ゲームなど色々な企画もあり、全員で楽しく有意義な時間を共有することが出来ました。この日は、昼食も先輩方と一緒に食べ、講義や演習などの学校生活についてのアドバイスを頂くこともできました。半月余りの緊張もとれ、私たちのこれから始まる学校生活の弾み・励みにもなりました。
 
 

1年生からのメッセージ     入学しての思い
木村 玲奈

平成26年4月9日、私たち13回生は84名でスタートしました。
入学式は緊張でいっぱいでしたが、先輩方と同じ会場で一緒に並び、京都医療センター附属看護助産学校の一員になったと新たに自覚し、私も看護師をめざしてがんばろうと改めて決意しました。
入学してみると、社会人が多く、同級生の人たちがしっかりしていることに驚き、自分は本当にこの学校でやっていけるのかと悩むこともありました。しかし、各学年で構成されているしらゆりメイトで先輩方から様々な体験談を聞いたりアドバイスを頂き、そのお陰で少しずつ学校生活に慣れることができました。

私はこれからの学校生活で、特に予習と復習を大事にし、毎日の学習が当たり前になるようにしたいです。そして将来、責任感があり、何事にも根拠を持って行動できる看護師になるために、毎日を一生懸命歩んでいきたいと思います。