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ルクセンブルグ皇太子「日本企業の誘致を」
10月11日 0時58分

来日中のルクセンブルクのギヨーム皇太子がNHKのインタビューに応じ、金融サービスを中心にした産業構造の多角化を図ろうと、国を挙げて力を入れているICT=情報通信技術分野で日本企業の誘致を訴えました。

ルクセンブルクのギヨーム皇太子は、日本からの投資を呼びかけるため、通信や物流などおよそ60社が参加する経済ミッションを率いて来日しています。
ギヨーム皇太子は10日午後、都内でNHKのインタビューに答え、「ルクセンブルクはヨーロッパの中心に位置し、5億人を超える市場の入り口にあり、ビジネスをする環境も整っています」と述べ、ヨーロッパに進出する企業にとって地理的にもインフラの面でもルクセンブルクが適しているとアピールしました。
ルクセンブルクは、ヨーロッパの金融センターとして成長してきましたが、世界的に金融を巡る規制強化の動きが進むなか、産業構造の多角化を図ろうと、ICT=情報通信技術分野の企業誘致などに国を挙げて取り組んでいます。
ギヨーム皇太子は「ルクセンブルクは高速ネットの接続環境や機密保持の厳格なデータセンターなどの大規模なインフラ整備を行ってきました。今後、多くのICT分野の企業を誘致したいと思います」と述べ、情報通信技術分野で日本企業の積極的な誘致を訴えました。

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