今や友人との連絡に欠かせないツールとなったLINE。
メッセージだけでなく通話やゲームもリリースし、最近行われた発表ではLINE Pay(支払い)などさらにその世界の広がりを見せています。
そのLINEを最初利用するためには、まずSMSによる認証が必要。ですが、データ通信専用SIMの場合には当然この認証方法は使えません。
ではデータ通信専用のSIMではLINEは使えないのか…と思っていたのですが、どうやらFacebookとメール認証のみで使う方法があるらしい。
実際に試してみると、MVNOならではの制限は一部あるもののメッセージ、LINE電話といった基本的な機能は使えるようになりました!
電話番号やSMS認証なしでも、FacebookアカウントとメールアドレスでLINEが使える!
今回は、OCNモバイルONEのnanoSIMにmicroSIMへの変換アダプタを噛ませたものをSIMフリー端末であるNexus5にセットして試しました。やり方は他のAndroid機やiPhoneでも同じはずです。
まずはLINEアプリをインストールし、「新規登録」。
データ通信専用SIMだと電話番号・SMSによる認証が行えないため、「Facebookでログイン」を選択。
Facebookにログインし終わると、年齢確認の画面が出てきます。
が、これは現時点でdocomo・au・SoftBankのSIMでないと認証ができないため、スキップ。
なお、年齢確認をしようとするとMVNOが利用しているネットワーク(ほとんどの場合はdocomo)のログイン画面になります。例えばFacebook連携でdocomo IDを取得することは可能ですが、やはりdocomo純正の電話番号がないと認証は通らない模様。
というわけで年齢認証はあきらめ、利用登録。
電話番号かメールアドレス登録を促す画面になるので、「メールアドレス登録」。
フリーメールでも何でもいいので適当なメールアドレスを登録し、送られてきた認証番号を入力して登録。
最後にPINコード(パスワードのようなもの)を登録すれば完了です!
この方法&MVNOのSIMを利用した場合、LINE上でできること・できないこと
以上でメッセージやLINE電話などの機能が利用可能になるのですが、できないことが2つあります。
まず、「友だち自動追加」。電話番号を登録していないため、アドレス帳からの友だち追加、及び友だちが自分を自動追加することは当然できません。
もう1つが、「ID検索」。年齢認証をしていないと、他の人が自分のIDを検索して友だち登録、ということができません。出会い系のアプリとして使われることへの対応措置ですね。
メッセージやLINE電話、ふるふるやQRコードでの友だち追加などはできるので普段使いにはさほど問題ないかとは思いますが、ID検索は現時点でMVNOのSIMだとできないのが悩ましいところ。
利用するためには、まだLINE IDと紐づいていないキャリアSIMに入れ替えて認証するなどの手順が必要となります。
早くMVNOでも認証が通るようになってほしいところです。もう少し普及すればLINE側も対応するかも?
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電話もSMSもできないからLINEが使えない…とあきらめていた方は、この方法をぜひ試してみてください!
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