木曽路:9月中間決算の見通し下方修正 和牛問題響く

毎日新聞 2014年10月10日 19時53分

 木曽路(名古屋市)は10日、一部の店舗で松阪牛や佐賀牛と偽ってメニューを表示し、別の安価な国産和牛を提供していた問題を受け、2014年9月中間決算(単体)の業績見通しを下方修正し、純損失が従来予想の6億円から8億円と赤字幅が拡大すると発表した。

 偽装が発覚した8月以降、単月の来客数が前年同月比約8%減で推移。偽装に伴う売り上げのマイナス影響は約3億円に上る。

 売上高も従来の206億円から202億円に引き下げた。14年度に年間で9店舗の新規出店を計画していたが、1店舗にとどまったことも収益に響いた。(共同)

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