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乗客が冗談で「エボラ患者」機内は騒然
10月11日 5時16分

アメリカからカリブ海のドミニカ共和国に向かう旅客機の中で、乗客の男が冗談で「自分はエボラ出血熱の患者だ」などと述べたため、目的地に到着したあと防護服を着た当局の職員に連れ出される騒ぎがありました。

アメリカのメディアによりますと、9日、アメリカ東部のフィラデルフィアからカリブ海のドミニカ共和国に向かうアメリカの航空会社の旅客機の中で、乗客の男が「自分はエボラ出血熱の患者だ」と周りの乗客に伝えました。
航空会社はエボラウイルスに対するガイドラインに従ってドミニカ共和国の当局に通報し、男は目的地の空港に到着したあと、防護服を着た当局の職員に連れ出されました。旅客機の乗客が撮影した映像には、防護服を着た職員を見て騒然とする機内の様子や連れ出される男が「冗談を言っただけだ」などと話している様子が映っています。この男は、その後、感染していないことが確認され、アメリカに戻されたということです。
アメリカでは8日、国内で初めてエボラ出血熱を発症した患者が死亡していて、航空会社などが警戒を強めていることがうかがえます。

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