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暴走は危険ドラッグ原因か 男逮捕
10月9日 14時10分

暴走は危険ドラッグ原因か 男逮捕
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ことし2月、福岡市の繁華街で乗用車が暴走し、歩行者など合わせて12人がけがをした事故で、車を運転していた37歳の男の血液から危険ドラッグの成分が検出されたことなどから、警察は男を危険ドラッグを吸って事故を起こしたとして危険運転傷害の疑いで逮捕しました。
男は容疑を否認しているということです。

逮捕されたのは福岡市南区多賀の会社社長、荒木祥平容疑者(37)です。
この事故はことし2月、福岡市の繁華街、天神に近い通称「渡辺通り」で乗用車が暴走し、合わせて10台の車に次々に衝突して、歩行者が骨折するなど合わせて12人がけがをしたものです。
警察では、車は荒木容疑者が運転していて、同乗していた知人が「2人で危険ドラッグを吸った」と話し乾燥した植物を所持していたことから、植物や血液の鑑定を進めていました。
その結果、荒木容疑者の血液から幻覚や運動機能のまひを引き起こす2種類の指定薬物の成分が検出されたということです。
このため警察は、危険ドラッグを吸い正常な運転が困難な状態で乗用車を運転して事故を起こした疑いが強まったとして、荒木容疑者を危険運転傷害の疑いで逮捕しました。
調べに対し「同乗していた知人が危険ドラッグを吸い、その煙を吸ったかもしれない。故意に吸ったわけではない」などと容疑を否認しているということです。

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