大平要
2014年10月10日21時14分
消費増税後、厳しい状況が続く国内の自動車市場で、1千万円以上する輸入車が好調を続けている。4~9月には、前年の同じ時期より26%多い6896台が売れた。メルセデス・ベンツ日本は10日、一番安くても消費税込み1690万円するスポーツタイプの新型車「Sクラス クーペ」を発表した。
この新型車の売れ行きについて、上野金太郎社長は「増税後、一般的には景気がいいとは言えないが、高級車は安定している」と自信をみせる。2008年のリーマン・ショック以降、買い替えを控えていたユーザーが、最新の装備を求めていると分析。ドイツのアウディ、米国のゼネラル・モーターズなども1千万円を超える「超高級車」を相次ぎ投入している。
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