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最終更新:2014年10月11日(土) 3時46分

22か国の代表団、日本の宇宙開発技術を視察

 政府は、アメリカ、インドネシアと共催で宇宙空間における国際的なルール作りについて話し合う会議を開催し、アメリカやロシア、中国などの代表団が日本の宇宙開発技術を視察しました。

 この会議はASEAN各国の衛星の打ち上げが増え、宇宙空間の利用が過密状態となる中、宇宙ゴミなどの脅威について対応するため、国際的な枠組みなどを協議するものです。

 代表団は22か国、およそ30人で、茨城県つくば市にあるJAXAを訪れて、衛星やロケットの打ち上げなど日本の宇宙技術について1時間近くにわたり視察しました。

 外務省は、宇宙空間における国際的なルール作りを安全保障政策の一環として捉え、日本がアジア太平洋地域において積極的にリーダーシップを発揮していきたいとしています。

 また、中国の資源獲得などを目的とした衛星の打ち上げや、北朝鮮によるミサイル発射などを念頭に、無法地帯となっている現状を整備していく狙いもあります。(10日22:56)

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