投資家マニフェスト2014年10月
最近、「投資方針書」を書かれている投資ブログをよく見かけます。お付き合いのある下記の3ブログでもここ最近記事にされていますが、ここまでしっかりと方針を定めておくのは素晴らしい!どうやら岡本和久さんが著書で推奨されているのですね(コラム「投資方針書を書こう」)
さて、私は投資方針書で各論を語る前のもっと根本的なところ、投資家としての20の基本マニフェストを下記に宣言します。
投資家としてのマニフェスト
- 私は投資家です。自分の資産を頻繁に売買しません。それは投機であり投資ではないからです。
- 私は貯蓄家でもあります。毎月の収入から継続的に貯蓄し、投資資金に注入します。
- 私はあらゆる種類のアセットクラスがリスクを伴うことを知っています。現金でさえインフレリスクがあります。
- あらゆる種類のアセットクラスにおいて、高いリターンはより大きなリスクを伴う事を知っています。
- 私はリスクを受け入れます。しかし、私は資産を分散することによってリスク和らげます。
- 私は自宅を投資対象ではなく、生活の場所と考えます。
- 私は市場が上げていても下げていても、毎月一定額を投資します。私は自分が相場の天井と底を予測することができないことを知っています。もし、私がボーナスなど臨時収入を得たら、私は徐々にそれを投資対象に加えます。
- 私は加熱している市場へ更に多くの資金を注ぎ込みません。また急落した市場から完全に撤退するような事もしません。
- 債券の割合は、おおよそ私の年齢に等しいです。私が年をとるにつれ、私は株式比率を下げていきます。
- 私は、私のポートフォリオを四半期ごとに確認します。もし、目標比率以下に株式比率が落ち込むならば、私は債券を売って株を買います。
- 私は上がった資産を売り、下がったものを買うよう定期的にリバランスします。
- 私はこの先3年で必要になりそうなお金を株式で持ちません。
- 株は長い目で見れば他の全ての一般に取引される資産クラスを上回ると考えます。
- 株式クラスでは外国株をメインとします。また発展途上経済が高い成長を示すと思っています。
- 私は株の信用取引をしません。
- 私はワインを投資対象と考えません。お酒は味わってこそ価値がある。
- 私は自分の投資戦略からブレません。雑音に惑わされないよう頻繁に投資成績をチェックしません。
- 私は他の人々が冷静さを失っている時も、冷静に保つようにします。
- 私は自分の意志が弱いことを知っています。可能な限り投資手順を自動化します。
- 私は投資家です。
このマニフェスト、原典はKnight Kiplinger氏が「An Investor's Manifesto」としてまとめたものを、私なりに改変したものですが、インデックス投資に限らず、全ての投資家にとって基本となるべき内容はここに集約されているように思います。
実は2009年に一度紹介しているのですが、今回私のオリジナルを加えてアレンジしています(追加は16番、19番かな)。
特に16番、私は安くて美味しいお酒を探求するブログをサブで書くほどお酒好きです。ワイン投資は色んな意味でふざけんな!と言いたい。やっぱり美味しいお酒は自分でしっかり味わないとね。
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