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ジェットスター・ジャパン決算は2013年度も大幅赤字!関西国際空港を第2の拠点空港にして経営の立て直しを図るようです。

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photo by Jetstar Airways

ジェットスター・ジャパンの2013年度決済が出ましたね。昨年度の巨額損失に引き続き、最終損益は111億円の赤字になったようです。

成田空港を拠点とする格安航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパン(千葉県成田市)が10日の官報で発表した平成26年6月期決算(単体)は、最終損益が111億円の赤字となり、赤字幅が前期の88億円から拡大した。営業損益は107億円の赤字(前期は90億円の赤字)だった。

もはや成田空港を拠点とするLCCは、ほぼほぼ全滅といった感じですね。

日本における元祖LCCとも言えるスカイマークも、成田空港から撤退する意向を示しているくらい…。離発着可能な時間が制限されている成田だと、航空機を出来る限り使いまわすLCCのビジネスモデルに向かないんでしょうね。

ジェットスターは関西国際空港を第二の拠点に:

http://www.flickr.com/photos/94735786@N00/4453554287

photo by David McKelvey

ジェットスター・ジャパンは今後、関西国際空港を第二の拠点空港にして、経営の立て直しを図っていくようです。こちらであれば24時間いつでも離発着が出来るので、航空便キャンセルも少なくなる…という思惑があるのでしょう。

他のLCCなどとの競合激化に加え、関西空港を第2の拠点空港とする計画や国際線への進出計画が遅れたことで、手持ちの機材を十分に活用できなかったためと説明している。売上高にあたる営業収入は前期比約2・3倍の290億円。

ただ、関空の第2拠点化が6月に始まったとして、「機材の稼働率は今後高まり、損益の改善も進むとみている。燃油や為替などに大きな変化がなければ、おおむね2年以内に黒字化の達成が可能」としている。

以上、ジェットスター・ジャパンは2013年度も大幅赤字…という国内ニュースでした。