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2014/10/10(金) 20:16更新
▼飲酒運転で事故不申告の警察職員を処分
県内の警察署に勤務する男性職員が酒を飲んで運転した上、乗用車と衝突した事故を警察に届けなかったとして、松山区検察庁に書類送検されました。
男性職員は10日付けで依願退職しました。書類送検されたのは県内の警察署で事務をしていた53歳の男性職員です。県警監察官室によりますと、この職員は先月14日の午後9時ごろ、松山市内の商業施設の駐車場内で、酒を飲んだ状態でワゴン車を運転し、後ろに停めてあった乗用車に衝突し、そのまま走り去った疑いです。これまでの調べに対して元職員は、「酒を飲んで運転したのがばれるのが怖かった。とっさに逃げた」などと容疑を認めています。県警の調べで、この職員は、ジョッキでビールなどを数杯飲んでいたということですが、県警では、「酒気帯び運転の基準には達していなかった」として、酒気帯び運転での送検を見送りました。また職員は現場から一旦逃走したものの、目撃者に追跡され、逃走をあきらめて現場に戻っていて、県警は事故を申告しなかった道路交通法違反の疑いで、松山区検に書類送検し、この職員を、10日付けで停職6カ月の処分としました。なお、この職員はきょう付けで依願退職しています。県警監察官室の荒井仁志室長は、「県民の皆様に深くお詫びするとともに、今後、より一層職員に対する職務倫理教養を徹底し、信頼回復に努めます」とコメントしています。

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