ミトコンドリアは「少食」や「断食」という「空腹」の時間に最も増えます。
ミトコンドリアを蘇生させるには、『栄養療法(食事療法・食事改善)』に加えて、「少食」「断食」「空腹」を最大限に活用することも非常に重要な要素です。「少食」「断食」「空腹」は、癌治療に大きく貢献してくれます。
ぜひ、「少食」「断食」「空腹」の価値を再確認されてみてください。よろしくお願いします m(__)m
太田式とは
【「食べない生き方」より 】
「太田成男」先生は、福島県出身の生物学者で、日本医科大学大学院教授で、
日本ミトコンドリア学会理事長、日本 Cell Death 学会理事長、水素研究会理事長などを務め、
ミトコンドリア研究の第一人者としても知られています。
ミトコンドリアは自前の DNA を持ち、何十億年もの昔は独立した細菌だったと想定されています。
それが何らかの理由で生物の細胞内に取り込まれたと考えられています。
人間は60兆個の細胞から成り立っており、
その細胞の一つ一つに数百から数千ものミトコンドリアが存在します。
ミトコンドリアは細胞の中でエネルギーを作り出し、若さや元気の源になっています。
このミトコンドリアの一部が異常をきたし、機能低下する事で起こるのが『ミトコンドリア病』です。
主にエネルギー需要の高い脳や心臓、骨格筋などで症状が出ますが、
すべてのミトコンドリアが一様に異常なわけではなく、様々な症状が出ます。
ミトコンドリア病は1980年代に報告され、平成21年に厚生労働省の特定疾患に認定されました。
国内の認定患者は1000人以下ですが、ヨーロッパにはその20倍以上の患者がいる事を考慮すると、
潜在的には数万人はいると考えられます。
ミトコンドリアは、糖と脂肪と酸素からエネルギーを生成する働きを持っています。
健康な人と不健康な人の違いはミトコンドリアの量にあります。
女性が長生きなのはミトコンドリアの量が多いからです。
人間には、白筋と赤筋の二つの筋肉があります。
男性には瞬発力を担う白筋が多く、女性には体を支える赤筋が多いです。
ミトコンドリアは赤筋に多く含まれている事が分かっています。
しかも、女性ホルモンにはミトコンドリアを増やす働きがあります。
食べ過ぎるとミトコンドリアは、栄養が体に行き渡っているため、怠け始めるそうです。
ミトコンドリアが働いてくれないと、体に入ってくる糖や脂肪はエネルギーに変換され難くなってしまいます。
ミトコンドリアは、食事から摂取した栄養をエネルギーに変えてくれるからです。
あまった糖は血液に流れ込み、分解されていない脂肪は細胞に蓄積し始め、肥満へとつながります。
ミトコンドリアはエネルギーを作り出す時に「酸素」を必要としますが、
この「酸素」が活性酸素に変化して老化につながります。
ミトコンドリアを増やすには、「空腹」が最も重要です。
ミトコンドリアは、エネルギーが不足している時や、
もっとエネルギーの需要が必要な時に活性化して増殖します。
「空腹」になると、体はもっとエネルギーを作らなければと認識してミトコンドリアを増やし、
エネルギーを作ろうとするのです。
ミトコンドリアを増やすのに最も効果的なのが「運動」です。
筋肉の細胞にはミトコンドリアが豊富に含まれています。
運動をして筋肉の量を増やせばミトコンドリアの量も増え、体全体のミトコンドリアの働きも活性化します。
1分間の軽めの運動と30秒間の強めの運動を繰り返すサーキットトレーニングが、
ミトコンドリアを増やすのに効果的だとされています。
寒い所に行くとミトコンドリアが増えるという報告があります。
私たちの体は寒さを感じると体温を上げるためにエネルギーが必要だと判断し、
そのためにミトコンドリアを増やせという指令を出します。
人間の場合は12度で10分というのが適当ではないかと言われています。
◆ ミトコンドリアを増やす生活術
● 座った時も立った時も背筋を伸ばす。
● ヨガや社交ダンスを習ってみる。
● 寒い場所で運動をする。
● 有酸素運動の前に短いダッシュをする。
● マグロトレーニングを行う。
● サウナに入った後に水風呂に入る。
● 野菜は緑、赤、黄を食べる。
● 週末断食をする。
(「週末断食(週末一日断食)」につきましては、「半日断食・週末一日断食」カテゴリの記事を参照されてください。
ここは下記の【感想】にてピックアップしてお話しさせて頂いていますので、ご一読されてみてください:ブログ管理人 )
◆ ミトコンドリアを増やす食材
【食材】 【成分】 【効果】
● ニラ 硫化アリル 抗酸化物質に変化
● ニンニク 硫化アリル 抗酸化物質に変化
● トマト リコピン 活性酸素を抑制
● スルメ タウリン ミトコンドリア増殖に不可欠
● ブロッコリースプラウト スルフォラファン 抗酸化物質に変化
アメリカの大手ケミカル製品メーカーでは、DNA チップという最先端の手法を用いて、
ミトコンドリアを活性化する複数の成分を組み合わせた、究極のミトコンドリアサプリメントを商品化しています。
今や、世界の長寿研究の中心はミトコンドリアにシフトしています。
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感想
流石は「食べない生き方」さんらしい、要点をコンパクトにまとめてくださっている分かりやすい記事ですね。
私がこの記事の中で特にピックアップしたいのが「空腹」と「週末断食(週末一日断食)」です。
最近は「少食」「断食」「空腹」を推奨されている医学博士・医師・医療関係者・ジャーナリストの先生方がかな~り増えてきましたね! 本当に有り難いことです m(__)m
ミトコンドリアは「少食」「断食」「空腹」の時に元気付き、その数を増やすことが医学的に解かっています。
この価値ある「少食」「断食」「空腹」を、現代医学や現代栄養学は長年「危険視」扱いしかしてきませんでした。
食養(食事療法・少食療法・断食療法)の実地を知らず、実地を知らないから身をもってその価値を知ることもできず、医学や栄養学の教科書止まりの人たちというのは、その価値を実地的に何も知らないのに、平気な顔して頭だけで NO! と言ってしまう人たちなのです。医大や栄養学校で与えられた(強要された)教科書の中に、すべてが載っているとでも思っているのでしょうか・・・。
(教科書の一歩先へと進んでみれば、教科書には載っていない『実地の真実』がしっかりと存在しているのに・・・(涙)
「図書館(教科書)なんかに真理は無いぞ! 真理は現場(実地)にある!」と言われた有名な大学教授がいましたね。
これは誰だったかナ・・、・・・・・・、あぁ~ 思い出しました。
確か「インディ・ジョーンズ ~ クリスタル・スカルの王国」で、ジョーンズ博士がバイクで図書館に突っ込んで行った時に学生に言っていましたね。これは、まったくもって、その通り! 本当に良いセリフだと思います♪
「少食」「断食」「空腹」の医療的価値くらい、そろそろ本気で理解して、現代医療にも導入して頂きたいものです。
「少食」「断食」「空腹」の力が有るのと無いのとでは、改善力に大きな差が出ます!
価値ある手段は、活かさにゃ 損! 損!
ましてや、「少食」「断食」「空腹」は一切無料でできるのです。食費が浮くくらいですよ♪)
「少食」「断食」「空腹」の価値を説くことのできる医学博士・医師・医療関係者・ジャーナリストの先生方は、これを必ずご自分で実地的に経験し、身をもってその価値を味わっている先生方です。その実地に加え、「少食」「断食」「空腹」の科学的エビデンスまでもご存知だからこそ、医療の専門家の立場から「少食」「断食」「空腹」を世間に推奨されているのです。
「少食」「断食」「空腹」は、今では科学的エビデンスをもって医療的有効性が確実に理解されてきています。
癌研究報告でも、「少食」「断食」が癌治療に有効することがすでに打ち明けられています(特にアメリカ)。
外国の先進国では、ロシアなど、断食病院が普通に存在しています(しかも、保険適応です)。
食事療法は、アメリカでは「糖質制限食」がよく研究されているそうです。
食事療法のメッカであるドイツでは、癌の食事療法として「糖質制限食」は当たり前だそうです。
考えてみれば、これは当前のことです。
「癌細胞の唯一の餌(エネルギー源)はブドウ糖だけである」という事実は、今や世界の『癌の常識』なのです。
「ブドウ糖」を摂取すればするほど、癌が大きくを育ってしまう。
その逆に、「ブドウ糖」の摂取を抑制すればするほど、癌の増大・進行を抑制できる。
この医学的事実を「糖質制限食」はそのまま癌治療に活かしているだけです。
この「糖質制限食」は、まったくもって当然の癌医療行為です。
この「糖質制限食」を見ましても、癌治療には『食事のコントロール(食事療法・栄養療法)』が絶対的に必要であることがよくお分かりになられるはずです。「ブドウ糖」の他、癌を育てる『癌の促進剤』となってしまう「肉製品」「乳製品」の食事をも排除すれば、それだけ癌の増大・進行を大きく自然抑制できるのは火を見るよりも明らかです。
これも当然な話で、『火災(癌)に油(ブドウ糖・肉製品・乳製品)を撒けば、火の勢い(癌の増大・進行)が増す』というのと同じ原理です。火災(癌)は油(ブドウ糖・肉製品・乳製品)を与えられると、火の勢い(癌の増大・進行)がさらに増強されます。火災(癌)に油(ブドウ糖・肉製品・乳製品)を与えているうちは、火の勢い(癌の増大・進行)は止められないでしょう。火災(癌)はますます燃え広がる(癌が増大・進行・転移する)ばかりです。
こうした自然現象との類似点から、癌というものを理解することも重要なことです。
癌患者のみなさん、まさか、ご自分の体内で発生している火災(癌)に対して、よもや、油(ブドウ糖・肉製品・乳製品)を撒いている(与えている)わけではありませんよね・・・。もし、そんなことをしているとすれば、体内でエラク燃えているその火災(癌)は、いつまで経っても消火する(癌を自然抑制する・癌を治癒する)ことなどできやしませんよ・・・。
癌患者でありながら、毎日「糖質(ブドウ糖)」を無制限に摂取して「肉製品」「乳製品」を貪っているというのは、私には自殺行為としか思えませんが如何でしょうか・・。癌を治すことと真逆のことをされています・・・。
私は「糖質(ブドウ糖)」「肉製品」「乳製品」の3つを、癌の『最悪御三家食品』と呼んでいます。
この3つは、本当によく癌をお育てになるのです。
この3つを止めただけでも、癌は成長を止め、衰退し始めます(1100~1300kcal 以内の食事が条件です)。
これまた当たり前です。
この3つを断たれれば、癌は「生きるために必要な栄養を断たれてしまう」わけですから、癌の力が衰退して当然なのです。
このように、食事の如何(食事の在り方)によって、癌の増減が大きくは左右します。
このような単純な努力もせずに、「癌の進行が止められないぃ~!」と嘆いてはいけません。
こういった『癌の原理(癌の仕組み)』に則った食事を考慮して、毎日の食事メニューを選択されてください m(__)m
(「糖質(ブドウ糖)」「肉製品」「乳製品」の食事は『癌の促進剤』となる、につきましては、「ブドウ糖は「癌の最大のエサ」」カテゴリ、「肉食・乳製品の真実」カテゴリを参照されてください。この3つは必ず、控えるか止めるかしたほうが得策です! 癌の増減に関わる重大事ですよ!
「糖質(ブドウ糖)」の摂取を安全に止めるためには、ブドウ糖の代替エネルギー源である『短鎖脂肪酸』を多く摂取できる『短鎖脂肪酸食』を私は推奨します(甲田療法の「生玄米粉」と「生菜食」を中心とした食事です)。
丹羽耕三医学博士が言われるには「魚介食は正常細胞の栄養となるので、癌を育てることはない」そうですので、昔の日本人と同じように魚介食(小魚や白身魚など)を食べていきましょう。特に、鰯(いわし)が理想的だそうです。
魚介食につきましては、「癌治療に有効な「魚の食事」」カテゴリや、「丹羽靱負(耕三)医学博士が語る、肉製品・乳製品の真実!」記事を参照されてください )
では、ここから本題に入ります。
癌細胞は、ミトコンドリアが(『栄養不良』や『乳酸アシドーシス』による )代謝不良により機能不全を起こして機能していない細胞であり、それがゆえ、解糖系だけで ATP(アデノシン三リン酸:生体エネルギー)を産生している細胞です。
ミトコンドリアは「ブドウ糖」1分子から36個の ATP を作るのに対して、解糖系は ATP を2個しか作れません。
解糖系だけで ATP を産生している癌細胞は ATP の産生効率が非常に悪いため、正常細胞の16倍以上もの「ブドウ糖」を消費しないと生きられなくなっています。なので、癌細胞の唯一のエネルギー源は「ブドウ糖」だけなのです。
この、癌細胞における「ミトコンドリアの機能不全」を回復させれば、癌細胞はミトコンドリアで ATP を産生できるようになり、正常細胞へと戻ります。ですから、癌治療において重要なのは、標準的な癌医療のように単に癌細胞を「叩く」ことだけを考えるのではなく、癌細胞で起こっている「ミトコンドリアの機能不全」を回復させる視点も大事なのです。
そしてまた、体内の酸性化、及び、体内の酸化を改善することが重要です。
「ミトコンドリアの機能不全」を改善するのに必要なのは、ミトコンドリアの代謝不良を改善する「ビタミンB1」をはじめとする栄養の摂取(栄養療法・食事療法)に加えて、この記事にありますように、「酸素」「運動」及び「空腹」が大切な要素となります。
「酸素」は、健全な呼吸をして充分に「酸素」を吸収していきましょう。
何か、ご自分の納得される呼吸法を習得されて、健全な呼吸を目指されてください。
「運動」は、ご自分のできる範囲内で楽しく行なって頂けたらと思います。
過度の運動はかえって「活性酸素」を増やしますのでご注意ください。
そして、「空腹」です。これがとても重要なのです。
一般的には「酸素」「運動」につきましては理解できる人が多いのですが、「空腹」まで理解できている人はまだ少ないかもしれません。
この記事では、このようにありました。
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● 食べ過ぎるとミトコンドリアは、栄養が体に行き渡っているため、怠け始めるそうです。
ミトコンドリアが働いてくれないと、体に入ってくる糖や脂肪はエネルギーに変換され難くなってしまいます。
ミトコンドリアは、食事から摂取した栄養をエネルギーに変えてくれるからです。
あまった糖は血液に流れ込み、分解されていない脂肪は細胞に蓄積し始め、肥満へとつながります。
ミトコンドリアはエネルギーを作り出す時に「酸素」を必要としますが、
この「酸素」が活性酸素に変化して老化につながります。
ミトコンドリアを増やすには、「空腹」が最も重要です。
ミトコンドリアは、エネルギーが不足している時や、
もっとエネルギーの需要が必要な時に活性化して増殖します。
「空腹」になると、体はもっとエネルギーを作らなければと認識してミトコンドリアを増やし、
エネルギーを作ろうとするのです。
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「癌細胞とは、ミトコンドリアが衰退し、解糖系が優位になってエネルギーを産生している細胞!」記事を参照して頂きたいのですが、上述の「ミトコンドリアを増やすには『空腹』が最も重要です」に重なる内容について、甲田光雄先生のお弟子さんは、このように言われています。
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● 人間の生理現象は、体外から侵入したタンパク質全般にアレルゲン反応を大なり小なり示します。
タンパク質でも、通常の常識であれば、
自己体内で生産したタンパク質にはアレルゲン反応は起きないというのが昔での常識でした。
しかし、肥満細胞という細胞から放出される TNF‐α というタンパク質には、
膠原病、類似病、アレルゲン関係の病気全般の患者さんは必ずというほど、
このタンパク質に異常な動きを示すのです。
ミトコンドリアも肥満化すると暴走します。
どうすれば暴走するメカニズニになるのかと言えば、
脂肪を食べることでジャイアント・ミトコンドリアへと変貌し、やがてミトコンドリアは死滅へとたどるのです。
すると、細胞は上手に再生をすることができません(ミトコンドリアは再生しません)。
ミトコンドリアがいない状態での細胞は炎症を起したり、再生が上手くできないためです。
ビタミンや正しい栄養素を取ることもできなくなり、やがて癌化するのですね。
どうでしょうか?
肥満、脂肪というのは、恐ろしい病気を蔓延、増徴、成長させてしまうのです。
死亡したミトコンドリアは、小食と断食をしなければ生き返ることはあり得ません。
ミトコンドリアを蘇らせる方法は、サーチュイン遺伝子を活動させなくてはミトコンドリアは生き返らないのですね。
癌という病気に断食や小食が有効なのは、癌がエサとする糖(ブドウ糖)がないこと、
ミトコンドリアが生き返り、細胞が修復されていき、ミトコンドリアが癌を消していく役目ができるので、
免疫力も正常に働き、正しい修復がなされるので、癌を修復していくという医学的根拠につながるのです。
数々の難病や病気の原因を修復させたり、治せなくても、さらに酷い症状へ進行させないため、遅らせるためには、
ミトコンドリアの再生・大量の育成(小食を70日間継続すれば、ミトコンドリアは数倍に生産されています。
このミトコンドリアは食事や栄養素、薬では増えません。あくまでも、断食や小食だけです)が大切ですし、
肥満細胞から炎症を促す TNF‐α が増えなければ、
細胞LVで炎症を最小限に食い止められるという根拠ある答えにつながると思います。
科学的根拠を信じて、そして、甲田療法を信じて、小食や断食に努めましょう m(__)m
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現代食のような間違った食事(欧米食)を食べ、過食していますと、ミトコンドリアが肥大化して変貌し、死滅します。
そして、ミトコンドリアがいなくなった細胞は、やがて癌化に至るのです。
ミトコンドリアが機能していない(ミトコンドリアは死滅しているわけではないけれど機能していない)という癌細胞もあるという資料を見たことがありますから、癌細胞というのは「ミトコンドリアが死滅し、細胞内にミトコンドリアがいない細胞」と「ミトコンドリアが代謝不良により機能不全を起こして機能していない細胞」とがあるのでしょう。
いずれにしましても、癌細胞は『ミトコンドリアに異常が発生している細胞』であることは医学的な事実です。
ですから、癌を改善する上で重要なのは、ミトコンドリアを蘇生させ、復活させることなのです。
このミトコンドリアは、「少食」や「断食」をしない限り、復活する(生き返る)ことはないそうです。
それは、この記事でも言われています「ミトコンドリアを増やすには『空腹』が最も重要です」という視点に重なります。
このように、「少食」や「断食」という「空腹」の時間を活かせば、ミトコンドリアを元気付けて増やすことができることを知っておいてください m(__)m
それでは、以上をまとめます。
ミトコンドリアを蘇生して復活させるには、まず『栄養療法(食事療法・食事改善)』によって「ビタミンB1」などの栄養を摂取してミトコンドリアの代謝機能を改善すること、健全な呼吸により「酸素」を充分に吸収すること、適宜に「運動」すること、そして、「少食」「断食」によって「空腹」の時間を身に与えることです。
ミトコンドリアを蘇生して復活させるにはどれも重要な要素ですが、案外と盲点なのが「少食」「断食」「空腹」でしょう。
私は当ブログサイトにて、食事療法(栄養療法・食事改善)・少食療法・断食療法の3つを併せて『食養』と言っています。
食事療法(栄養療法・食事改善)は『食べる方向性』から得られる効果の役割を担います。
少食療法・断食療法は『食べない方向性』から得られる効果の役割を担います。
この『食べる方向性』と『食べない方向性』は、食の「陰陽原理」です。
どちらも欠かせない、食の重要な要素です。
この「食の陰陽(「食べる」と「食べない」)」をバランスよく会得されてください m(__)m
いくら食事療法が重要と言えども、食べているだけでは、病気も癌もなかなか治せません。
(ここは、「「食べる方向性」の 食事療法 と、「食べない方向性」の 少食療法・断食療法 の3つを併せて『食養』と呼ぶきっかけとなった、お婆ちゃまの話」記事などを参照されてください)
「少食」は、ご自分で無理のない範囲で実践されてみてください。
「少食」に慣れていけば、食事を食べない時が一番、心身が軽くて清々しいのが分かるようになります。
ここは、「少食療法」カテゴリを参照されてください。
「断食」は、誰にでもできる「半日断食・週末一日断食」などの安全な『短期間の断食』を私は推奨します。
2~3週間もの水断食などは素人にはできませんが、この『短期間の断食』ならば、誰でもやる気一本でできます。
ここは、「断食療法」カテゴリ、「半日断食・週末一日断食」カテゴリを参照されてください。
私の父母は『短期間の断食』を自分なりに無理なく生活に取り入れ、父は「週末一日断食」、母は「半日断食(午前中は何も食べない)」を実行してから、病院に何十年と通っても治らなかった持病がようやく改善していきました。
当然、玄米食、玄米クリーム、生菜食、生野菜ジュースなどの食事療法を併用してです。
『食べる方向性』と『食べない方向性』の組み合わせで、改善力はいや増し高まります。
『食べる方向性(食事療法・栄養療法・食事改善)』に『食べない方向性(少食療法・断食療法)』を組み合わせることで、相乗効果により改善力(自然治癒力)が強化されます。
特に、父の『癌体質の改善』の進み方が速くなり、解毒反応と改善力が格段に上がった(強く発現するようになった)のは、「週末一日断食」を実行するようになってからです。父が「週末一日断食」という『食べない方向性(少食療法・断食療法)』から得た体の力が、父の『癌体質』を大きく改善してくれたのです。
食養というのは、食べること(食事療法・栄養療法)ばかりを求めるのではなくして、食べない時間(少食・断食・空腹)をキチンと兼ね備えてこそ、食養の在り方として『本物』となるのです。
癌治療というのは小難しいことばかりを考えるのではなく、「少食」「断食」「空腹」といった『誰でも自宅で簡単にできる身近な手段』から身に付けていくことも非常に重要な要素なのです。癌の改善にしっかりと効果します!
癌治療に「少食」「断食」「空腹」が有効するという科学的エビデンスが揃ってきている今こそ、「少食」「断食」「空腹」の価値を再確認していきましょう! 私は、世の癌患者さん全員に、この『食べない方向性(少食療法・断食療法)』の価値、「空腹」の価値を、ご自分の癌治療に最大限に活用して頂きたいと願います m(__)m
ご自分のできる範囲で無理なく「少食」「断食」「空腹」を体得して、ミトコンドリアの蘇生に協力してあげましょう!
ミトコンドリアのみなさんも、これでようやく、ご満悦になられることでしょう♪
世の男性諸君は、ミスコン(ミス・コンテスト)ばかりに夢中になっていてはいけません!
どうか、ミトコン(ミトコンドリア・コントロール)のことも考えてあげてください!
絶対によろしくお願いします m(__)m