福島県のニュース
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新地・相馬間の自然歩道が開通
震災の津波で大きな被害を受けた太平洋岸に、国が整備を進めている自然歩道のうち、福島県の新地町から相馬市にかけての、およそ50キロの区間が開通し、9日、記念の式典が行われました。
「みちのく潮風トレイル」と名付けられた自然歩道は、震災のあと、環境省が、青森県八戸市から福島県相馬市までの、およそ700キロの区間で整備を進めているもので、八戸から岩手県久慈市までの、およそ100キロの区間が開通しています。
9日は、新たに福島県の新地町と相馬市を結ぶ区間が開通したのを記念して、双方で式典が行われました。
相馬市側では、立谷市長が「津波で泥に覆われた場所が、新たに歩道の起点となり、大変うれしく思う。多くの人に訪れてほしい」とあいさつし、標識の除幕を行い、開通を祝いました。
ルートは、地元の住民と意見交換を重ねて、地域の見どころなどを踏まえて決めたということです。
式典のあと、環境省の中井徳太郎審議官は、「開通を機に、地域の活性化が期待できると思う。新たな交流を生む第一歩となってほしい」と話しました。
「みちのく潮風トレイル」は、来年度中に全線で開通する見込みだということです。
10月10日 20時39分