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●農地貸し出し初認可 (10/10 18:58)
 コメ政策の見直しに伴う動き。県農地中間管理機構が仲介した初めてとなる農地の貸し出しが10日県から認可され、効率的な農地の運用に向けた取り組みが始まった。
 県農地中間管理機構から農地を借り受ける第1号になったのは藤崎町の藤崎営農組合と西目屋村の杉沢則夫さんで、10日県報に公告され正式に認可された。
 藤崎営農組合は藤崎町亀岡にある3.9ヘクタールの農地を借り受けた。
 115人いる組合員のほとんどがりんごと兼業で、147ヘクタールの農地に作付けするコメや大豆は大型機械を使って省力化に務めてきた。
 ただ現在耕作している農地に接している希望の土地は空きがなく、思うような規模拡大とはいかなかった。
 7月末現在県農地中間管理機構に登録しているのは借り手が34市町村の47法人と農業者443人、貸し手は23市町村の165人、160ヘクタールとなっている。
 意欲のある農家に農地を集約して大規模経営を後押しし耕作放棄地の解消をめざすコメ政策だが、希望に沿った農地の貸し借りには登録不足の解消が必要。
 県農地中間管理機構はより良い条件で仲介するためにも貸し手と借り手の掘り起こしを急いでいる。



●帰国後の生活支援を (10/10 18:56)
 北朝鮮による拉致問題。拉致の可能性が排除できないとされている大鰐町出身の女性の兄が青森市で会見し、帰国した場合生活を支える地域の仕組みづくりが必要だと訴えた。
 県庁で会見したのは大鰐町出身で三重県に住む平山勲さん。
 平山さんの妹・政子さんは当時25歳だった1972年3月、1人暮らしをしていた青森市のアパートから姿が見えなくなり、県警察本部は北朝鮮による拉致の可能性を排除できないとして行方を捜している。
 平山さんは政子さんが北朝鮮から帰国した場合、地元がどのように支援するかを確認するため青森市役所などを訪れたという。
 そのうえで生活を支える地元の仕組みづくりの必要性を訴えた。
 拉致被害者の救出をめざす「救う会青森」は来月8日に青森市で集会を開き、拉致問題に対する県民の意識を高めてもらうことにしている。



●稲刈り始まる (10/10 18:54)
 コメ政策の見直しを受け、家畜のエサにする飼料用のコメの稲刈りが三沢市で始まった。
 飼料用のコメの稲刈りを始めたのは三沢市の北部、仏沼に隣接する農事組合法人「フラップあぐり北三沢」の田んぼ。
 合わせて100ヘクタールある田んぼでは4月下旬に種を直に蒔いて育てたエサ米を大型のコンバイン3台で刈っていた。
 種を直蒔きする方法は大規模栽培では手間が省け費用が抑えられるもので、県の補助を受けて去年から本格的に取り組んでいる。
 収穫されたコメはさっそく委託した業者に運ばれ、2か月近く乳酸発酵したあと400トンの飼料として畜産農家が利用する。



●保留地 売却へ (10/10 18:52)
 青森市はJR新青森駅周辺の商業用地の一部を函館市の医療法人と青森市の企業に売却する方針を決めた。
 青森市の発表によると新青森駅周辺の商業用地「保留地」を売却するのは函館市の医療法人「雄心会」と、調剤薬局や都市開発などを手がける青森市の「MiK」。
 「雄心会」は4つの区画、合わせて6700平方メートルに地下1階地上8階建てで191のベッドを持つ病院を来年度にも着手する。
 「MiK」は1つの区画、1600平方メートルに調剤薬局などが入る5階建てのテナントビルを建設する。
 新青森駅周辺の商業用地は18区画のうち2区画しか売却されておらず、青森市は今後の売却促進に期待を込めていた。
 また青森市は地価が下落し、販売価格と開きがあることから今後対応を検討していく方針。



●商標登録「風間浦鮟鱇」 (10/10 18:50)
 風間浦村で水揚げされたアンコウが地域ブランドの「風間浦鮟鱇」として商標登録され、関係者が三村知事に報告した。
 三村知事に報告したのは風間浦村の3つの漁協などでつくる「ゆかい村鮟鱇ブランド化戦略会議」の人たち。
 駒嶺会長が「風間浦鮟鱇」が先月5日に地域団体商標として登録されたことを報告し、三村知事が「冬の下北半島の味覚として全国に広まることを期待します」と歓迎していた。
 風間浦村のアンコウは生きたまま水揚げして活きじめするため鮮度が良く、市場で高い評価を得ている。
 地域団体商標は地場産業や地域の農作物のブランド化を支援する制度で、「風間浦鮟鱇」の登録は県内で6件目。



●プロ野球一軍戦誘致を (10/10 11:58)
 弘前市内の野球団体がプロ野球の一軍公式戦の誘致を実現してくださいと、弘前市に要望書を提出した。
 要望したのは弘前市内の朝野球やスポーツ少年団など15団体で、弘前市野球協会の水木厚美会長が弘前市の葛西市長に要望書を手渡した。
 要望では弘前市運動公園野球場にプロ野球の一軍戦を誘致するよう求めている。
 要望に対して葛西市長は今月中に一軍戦誘致のほか、球場の施設整備や人材育成を担うプロジェクトチームを発足させることを明らかにした。
 葛西市長はことし4月プロ野球を誘致する考えを示しており、今年度弘前市運動公園野球場のスコアボードの電光掲示板化など改修工事を行う。



●射撃技術を競う (10/10 11:56)
 県警察本部の拳銃射撃大会が青森市で開かれ、日頃の訓練の成果を競っている。
 拳銃射撃大会は青森市の県警察学校で開かれ、開会式で五所川原警察署の永澤里沙巡査が宣誓し大会が始まった。
 大会には県内18の警察署と県警察本部から120人が参加し、照準をゆっくり定めて的を狙う種目など4種目を個人戦と団体戦で競う。
 警察官たちは競技開始の合図と同時に素早い動作で的に向かって射撃を行い、技術を競いながら凶悪犯罪に備えていた。



●ナタネの油しぼり (10/10 11:54)
 菜の花の栽培が盛んな横浜町で、天日干ししたナタネから油をしぼる作業が行われている。
 ナタネ油を作っているのは横浜町のNPO法人「菜の花トラストin横浜町」。
 夏に収穫し、天日干ししたナタネを機械でじっくりと時間をかけてしぼる。
 火を通さずに絞ったナタネ油はサラリとしていて、風味と香りが人気。
 ことしは6トンのナタネから2トンの油を作る予定で、「御なたね油」という商品名でインターネットや横浜町の道の駅「菜の花プラザ」などで販売される。



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