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ハロー!Steam広場 第40回:スチームパンクな海兵隊を指揮するローグライク系ストラテジー「Steam Marines」を紹介
「すちーむ」ってなぁに?というよい子のみんな集まれー! 「ハロー!Steam広場」は,PCゲームのダウンロード販売サイトSteamでリリースされた気になるタイトルやニュースを,筆者の独断と偏見でピックアップして紹介する,とっても有意義なコーナーだ。毎週欠かさずチェックすれば,何が積みゲーなのかすら分からなくなる上級Steamerにジョブチェンジできるかも。
ハロー!Steam広場 第40回は,スチームパンクな海兵隊を指揮してエイリアンと戦うローグライク系ストラテジー「Steam Marines」を紹介しよう。プレイヤーは司令官となり,エイリアンによって制圧されてしまった宇宙船の調査に乗り出すのだ。このほか,リオデジャネイロがゾンビパラダイスになる「Project ApocalypZ」も合わせてお届け。
スチームパンクな海兵隊を指揮してエイリアンと戦うローグライク系ストラテジー「Steam Marines」
今回は,独立系開発会社Worthless Bumsが手掛けるローグライク系ストラテジー「Steam Marines」を紹介しよう。タイトルにあるSteam Marinesとは,日々Steamのストアページと睨めっこしている人達のこと――ではなく,スチームパンクなデザインの装備を身につけて宇宙をパトロールする海兵隊を指したものだ。前者(つまり僕たちのことだね!)はSteam observerといったところか。やだカッコイイ。
プレイヤーは,彼らSteam Marinesを指揮する司令官となり,エイリアンによって制圧されてしまった宇宙船を調査するのだ。もたもたしていると宇宙最強のエンジニアに先を越されるかもしれないので急ごう。
ゲームは,部隊を編成するところからスタートする。部隊は4人で構成されるので,まずは各メンバーのクラスと特性を決めよう。クラスは「Leader」「Scout」「Graneder」「Support」「Engineer」と全部で5つあり,Leaderはショットガン,Scoutはロングライフルといった具合に,それぞれ得意とする武器が異なる。
一方,特性は敵を発見すると経験値がもらえたり,特定の武器の攻撃力が上がったりといった感じだ。クラスと特性の組み合わせは自由なので,自分のプレイスタイルに合わせた隊員を考えてみよう。
クラスはどれを選んでも基本的に問題ないのだが,Granederを採用する場合は注意しておきたいことがある。彼の抱えているグレネードランチャーは,1か所に集まった敵を爆殺するのに適してはいるものの,その爆風は自身を含めたチームメンバーにも影響があるため,攻撃する際はほかのメンバーの位置や,敵との距離などを十分に把握しておく必要がある。
さて,本作はターン制となっており,各メンバーが持っているアクションポイント(以下,AP)がなくなると敵のターンに切り替わるといった流れになる。APは,移動や攻撃,リロードといった基本アクションはもちろん,キャラクターの向きを変えるだけでも消費されるので,何か行動を起こすときは消費APをしっかりと計算しておきたい。
ゲームの難度はEasyでも少し高めで,メンバーがお互いをカバーし合うように動くことが,攻略の要となる。正面からの攻撃は受け付けないといった,1対1ではどうしようもない敵もいるので,最低でも2人1組で動いたほうがいい。
互いが連携をとる仕組みの1つとして,メンバーそれぞれには「Guard」というアクションが用意されている。これは,Guardで待機しているメンバーの視界に敵が入ると一度だけ攻撃してくれるというカウンター的なアクションだ。これをうまく利用してメンバー同士の死角を潰すことができれば,突如あらわれた敵にも対応でき,ゲームの難度もぐっと下がるので,ターンを終える時はできる限りGuard状態にしておこう。
また,各メンバーはドリルを所有しており,これを使ってステージの壁を破壊することができる。したがって,隣の部屋で仲間が襲われているときでも,いちいち遠回りする必要はなく,そこを隔てる壁をぶっ壊して救助に向かえるというわけだ。
ステージの何処かにあるエレベーターエリアにメンバー全員を集めれば,次の階に進むことができる。こうして調査を進めていき,どこまで到達できるかというチャレンジに挑むのが本作の目的だ。部隊が全滅すると,そこまでの記録がスコアとして載るので,最適な部隊構成を見つけて,どんどん自己ベストを更新していこう。
本作はドット絵の2Dグラフィックスながらも,「XCOM: Enemy Unknown」で感じられるような“エリート部隊を動かしている”という感触が見事に再現されており,ローグライクというジャンルにおいてはもちろん,シミュレーションゲームとしての完成度も高めだ。どちらのジャンルも好んでプレイするという人にオススメできるので,興味があればぜひ遊んでみてほしい。
「Steam Marines」Steamページ(1480円)[税込]
リオデジャネイロがゾンビパラダイスに。サバイバルアクション「Project ApocalypZ」
「こんなゲームをリリースしたい」という開発者に対して,ユーザーが賛成か反対かを投票できるサービスがGREENLIGHTだ。今回は,今週登録された作品の中で多くのコメントを集めていた「Project ApocalypZ」を紹介しよう。
本作は,リアルに再現されたブラジルの「Angra dos Reis」と「Rio de Janeiro」を舞台とするゾンビサバイバルゲームだ。プレイヤーはサバイバーの1人となり,あらゆる武器を用いて,次々と襲い掛かってくるゾンビ達と対峙することになる。
紹介ページによると,本作はキャラクターのモーションに関してはかなり注力したようで,独自のモーションキャプチャー技術によってリアルに再現された人間臭い動きが本作の特徴だという。実際にキャラクターを動かしているプレイシーンが以下のムービーで確認できるので,さっそく見てみよう。
映像を見ると分かるのだが,モーションはもちろん,そのグラフィックスにも目を奪われる。どうやら開発には,Unreal Engine 4が使われているとのこと。どうりで綺麗なわけだ。
細かいゲームシステムやリリース時期などは不明だが,GREENLIGHTに投稿されてから2日で通過しており,期待されている作品の1つであることは間違いない。気になる人は今後の動向に注目しておこう。
「Project ApocalypZ」GREENLIGHTページ
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Steam
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