ディズニーCEO、15年オープン上海テーマパークは成功確信
10月10日(ブルームバーグ):米ウォルト・ディズニー のロバート・アイガー会長兼最高経営責任者(CEO)は、2015年にオープン予定の中国・上海のテーマパークはパリのディズニーランドの二の舞いにはならないと言明した。
アイガー氏は9日のブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、ディズニーランド・パリが開園当初から抱えている債務過剰に上海のテーマパークは陥らないと説明。大きい人口基盤と力強い経済の恩恵を受けると語った。
同氏はディズニーランド・パリを運営する仏ユーロ・ディズニー について、「問題は20年前にさかのぼる。開園当初から財務構造に問題があった」とした上で、「ユーロ・ディズニーは巨額の債務を抱えた。価格決定モデルが機能せず、長年にわたって極めて厳しい経済環境にも置かれた」と述べた。
世界最大のエンターテインメント会社であるディズニーは来年、最高執行責任者(COO)を指名する方針で、選ばれた人物がアイガー氏(63)の有力な後継者とみなされる。アイガー氏のCEO任期は先週、18年6月まで延長された。同氏の後継者としては、テーマパーク部門を統括するトム・スタッグス氏(53)とジェイ・ラスロ最高財務責任者(CFO)の名前が常に挙がっている。
原題:Disney CEO Iger Says Shanghai Park to Fare Better ThanParis(抜粋)
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更新日時: 2014/10/10 10:18 JST