気象庁:噴火予知連に「登山者への情報提供」検討会設置

毎日新聞 2014年10月10日 12時36分

 ◇御嶽山の噴火を受け、「観測体制の強化」検討会も

 御嶽山の噴火を受け、気象庁は10日、火山噴火予知連絡会の下に(1)観測体制の強化(2)登山者らへの分かりやすい情報提供−−に関する二つの検討会を設置すると発表した。いずれも今月中に初会合を開き、年度末に最終報告書をまとめる。

 また同庁は10日夕から、ウェブサイトで新たに「火山登山者向けの情報提供ページ」を設け、国が常時監視する47火山を含む110火山について、活動状況や防災上の警戒事項を表示する。閲覧方法は、気象庁ホームページ(http://www.jma.go.jp/jma/index.html)にある「火山登山者向けの情報提供ページ」の欄をクリックすると、地図上に110火山が表示され、火山名を選ぶと各火山の情報が載ったページに移動する。【奥山智己】

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