高木潔
2014年10月10日09時15分
長野県内の宿泊施設で、9月27日の御嶽山噴火からの6日間で少なくとも1300人分の予約のキャンセルがあったことが、県旅館ホテル組合会(長野市)の聞き取りでわかった。御嶽山から遠く離れた北信や東信の宿泊施設でもあり、風評や誤解による解約が少なからずあったとみられる。
キャンセルの7割超は木曽地域の旅館・ホテルで、11施設で950人に上った。
一方、千曲市の戸倉上山田温泉では、7施設で70人分のキャンセルがあった。「連れの年寄りが怖がっている」「また噴火がないとも限らない」といった理由だったという。千曲市観光協会にも「火山灰は降っていませんか」という問い合わせが数件あった。
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朝日新聞社会部
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