電子書籍が市場に展開されて世の中の読書を楽しむ層だけに限らず、出版業界や作家の考え方や取り組み方がずいぶん変わりましたよね。
日本の電子書籍売り上げは全体の約8%とまだまだ紙媒体が盛り上がっている状態。でも、PCやスマホ・タプレットなんかを毎日使っている層にとっては電子書籍はかなり使いやすいツールなのではないかな。
【参考記事】 書籍全体に占める電子書籍の割合は約8%に−米国市場動向と比較しながら今後を見る|OnDeck
僕自身といえば、Kindle Paperwhite で快適な読書生活をおくれている。
読みかけの本とかかさばる参考書みたいなのを、あの小さなデバイスでスマートに管理できるんだからコスパ的に考えてもすんげー使えます。
ただ、本棚を眺めて気に入った本を見つけ購入するみたいな一連の流れをKindleストアで求めるのは難しくて、そこはまだ本屋さんに分があると思ってます。
話しがそれてしまったけれど、とにかく 端末ひとつあれば何万冊もの本を同時に持っている状態 というのは侮れません。
Kindle で買った本はパソコンでは見れない?
Kindle の快適さを味わったなら、やっぱりパソコンでも読んでみたいと思うのは必然です。
といってもガッツリ読むというよりも、パソコン作業時にデスクトップの片隅に参考になる文献を表示させてチラ見するみたいな感じをやってみたいのです。
ただ、現在の環境(2014年10月現在)では コミック・雑誌以外の本をパソコン上で閲覧することはできない 仕様なので、どうしたものかと思ってます。(※ マンガや雑誌は見れます)
iPhone / Mac ユーザーは黙って「iBooks」を使え!
そこでオススメしたいのが Apple 純正(要 OSX Mavericks 以上)の『iBooks』ですよ。例えば iPhone の iBooks ストアで購入した本をすぐに Mac(iPad)上で読むことができるのだ。
リリース当初は洋書が多くて使い勝手がなかなか悪かった iBooks ですが、iOS のアップデートだったり iPhone 6 になってディスプレイが大きくなったことでかなり重宝するものになったと思いますよ。
多少課題の残る iCloud で同期されるということでたまに反映されないこともありますが、それでも Mac 上で快適にマンガや書籍が読みたいのなら是非導入したほうがいいですってば。
断然オススメです!!
【Apple公式】 Apple – iBooksで電子書籍を購入してMacやiOSデバイスで楽しもう。
さらに Kindle 出版のように自分で本を作ることができる
Mac App Storeから無料でダウンロードできるiBooks Authorは、iPad用の美しいマルチタッチのテキストブックが誰でも作れるようになる、驚くようなアプリケーションです。もちろんテキストブックだけでなく、どんな本でも制作できます。ギャラリー、ビデオ、インタラクティブな図表、3Dオブジェクト、数式などを自由に配置できるので、紙に印刷されたページではありえなかったような方法で、本の中のコンテンツがいきいきと語りはじめます。
via – iBooks Author|Apple
Apple 社製ということもあり、テンプレートなんかも用意されててカンタンに本をつくり、さらには出版の可能性も広がります。
ご興味ある方は是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。