「翼は生えなかった」レッドブルが虚偽広告裁判で和解。対象者に10ドル返金
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「翼をさずける」でおなじみのエナジードリンク「レッドブル」を運営するRed Bull GmbHが、虚偽の広告に関する裁判に1300万ドル(約14億円)で和解。
過去12年間にアメリカ国内で同社の製品を購入した消費者を対象に、現金10ドル(約1077円)を返金、もしくは15ドル(約1615円)相当のレッドブルを贈呈する予定だという。
科学的根拠のない虚偽広告との訴え
この裁判は、「レッドブルを飲むとパフォーマンスや反応速度が向上する」と謳った同社の広告が、「科学的根拠がない虚偽の宣伝」であるとして訴えられていたもの。
原告側は、2002年からレッドブルを飲み続けているが運動パフォーマンスに改善がみられなかったとし、「こういった虚偽の行為と営業はただの誇大広告ではなく、欺瞞的且つ不正だ」と主張していた。
和解もレッドブルは不正を否定
和解という形で決着をつけたレッドブルだが、「今回の和解は訴訟による散乱とコストを避けるためであり、当社のマーケティングやブランディングは常に誠実且つ的確で、一切法を犯すようなことはしていない」と虚偽広告について否定している。
アメリカ国内で購入した人が対象
なお、返金の対象は2002年1月から2014年10月3日までにアメリカ国内でレッドブルを購入した消費者。レシートなど購入を証明するものは必要なく、特設ページから登録すればいいとか。
来年5月1日に開かれる聴聞会で今回の和解が承認されれば、150日以内に支払いが開始するとのこと。ただし、返金希望者が一定数に達した後は1300万ドルを山分けすることになるので、分け前が10ドル以下になる可能性もあるそう。
アメリカでは誰もが1度は飲んだことがあるほどポピュラーなドリンクだけに、返金希望の登録ページにはアクセスが殺到。一時はサーバーがダウンするほどの事態になっていた。
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