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すばる望遠鏡 HSC の映像作品が映文連アワード 2014 グランプリを受賞
2014年9月25日
すばる望遠鏡に新しく搭載された超広視野主焦点カメラ Hyper Suprime-Cam (ハイパー・シュプリーム・カム, HSC) を取材した映像作品が、「映文連アワード2014」(主催:公益社団法人映像文化製作者連盟、後援:文部科学省・経済産業省ほか) の最高賞である最優秀作品賞 (グランプリ) を受賞しました。受賞したのはキヤノン株式会社の「すばる望遠鏡 Hyper Suprime-Cam 世界最大の補正光学系開発」という作品で、株式会社イメージサイエンスが制作を、映像クリエーターの上坂浩光さんが監督と CG 制作を担当しました。
マウナケア山頂のすばる望遠鏡での撮影は2012年6月と2013年1月に行われ、すばる望遠鏡からは HSC 開発責任者の宮崎聡さん (国立天文台准教授) とハワイ観測所の藤原英明さん (広報担当サイエンティスト) が対応しました。藤原さんは「映像作品を通じてすばる望遠鏡と Hyper Suprime-Cam の威力を多くの方に知っていただくことができ、とても嬉しいです。HSC での観測は始まったばかりですが、引き続き多くの方に応援していただければと思っています」と喜びを語っています。
「映文連アワード」は「プロフェッショナルが選ぶ、プロフェッショナルの仕事にふさわしい作品」を積極的に発掘・顕彰する短編映像のコンテストで、今年は 146 作品の応募がありました。表彰式は2014年11月17日に国立新美術館で、受賞作品上映会は11月18日・19日にシネマート六本木で開催されます。
関連リンク:
- 【スペシャルムービー】すばる望遠鏡 Hyper Suprime-Cam ~世界最大の補正光学系開発~ (CANON VIDEO SQUARE)
- 映文連アワード2014 受賞作品の決定 (公益社団法人映像文化製作者連盟)
- 新型の超広視野カメラが開眼、ファーストライト画像を初公開 (2013年7月31日 すばる望遠鏡 プレスリリース)
- 「新型の超広視野カメラ Hyper Suprime-Cam、始動へ」 (2012年9月12日 すばる望遠鏡プレスリリース)