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危険ドラッグ工場摘発…東海北陸厚生局
石川県で指定薬物押収
東海北陸厚生局麻薬取締部は23日、石川県七尾市にある危険ドラッグの製造工場を摘発したと発表した。
同部は工場から麻薬の粉末のほか、危険ドラッグの原料とみられる指定薬物や乾燥植物片などを押収した。
発表によると、同部は名古屋税関から通報を受け、麻薬の粉末500グラムを隠した国際スピード郵便で中国から七尾市内に郵送させたとして、同市後畠町、映像クリエイター岡田実容疑者(43)を6月25日に麻薬特例法違反(所持)容疑で逮捕。その後、指示役とみられる東京都稲城市向陽台、韓国籍の音楽クリエイター趙顯夫(あきお)容疑者(48)が浮上し、今月15日、麻薬取締法違反(営利目的密輸)容疑で逮捕し、同じ容疑で岡田容疑者を再逮捕した。両容疑者とも容疑を否認しているという。
七尾市内にある岡田容疑者の工場の捜索では、麻薬の粉末430グラムのほか、覚醒剤に似た興奮作用のある薬事法の指定薬物の粉末約20グラムや植物片850グラム、乾燥機など約450点が押収されている。同部は両容疑者が危険ドラッグ製品を東京や兵庫の店に卸していたとみて、薬事法違反の疑いでも調べる方針。
(2014年7月24日 読売新聞)
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