今年67回目となった名古屋・西川流の「名古屋をどり」。毎年9月に行われるこの公演、今回は三世家元の西川右近から長男・千雅かずまさへ、家元が継承される注目の舞台となった。右近が先代の家元、二世西川鯉三郎から家元を受け継いだのは昭和58年。以来31年ぶりの家元交代である。番組では、スタジオに右近と千雅を招き、心境を語ってもらいながら、親・子・孫三世代共演となる舞踊「船弁慶」をご覧いただくほか、舞踊「柏の若葉」と「玉兎」の一部もご紹介する。出演は西川右近、西川千雅、西川まさ子、西川陽子ほか。