危険ドラッグ密輸で新たに逮捕10月10日 10時28分
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危険ドラッグの原料にもなる麻薬を密輸したなどとして、男2人が逮捕、起訴された事件で、東海北陸厚生局麻薬取締部は、2人の販売先と見られる兵庫県の雑貨店の元経営者を麻薬取締法違反の疑いで逮捕しました。
この事件は、石川県七尾市の岡田実被告(43)と東京・稲城市の趙顯夫被告(48)が、危険ドラッグの原料にもなる麻薬を中国から密輸したほか、七尾市内の倉庫に指定薬物を含む危険ドラッグを保管していたなどとして、東海北陸厚生局麻薬取締部に逮捕されたもので、2人は今年8月に薬事法違反などの罪で起訴されました。
麻薬取締部は、2人が危険ドラッグを密造し、販売していたとみて、捜査を進めてきました。
その結果、兵庫県西宮市の雑貨店が販売先の1つとして浮上し、元経営者で、兵庫県高砂市の田勝徳容疑者(51)が、今年7月、麻薬を含んだ植物片、約200グラムを販売目的で所持していたとして、麻薬取締法違反の疑いで逮捕しました。麻薬取締部によりますと、植物片に含まれていた麻薬は、2人が密輸していたものと同じ成分だということです。
麻薬取締部は、販売の実態を調べています。