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「窃盗症」主婦に酌量減軽 静岡地裁判決

(2014/10/ 9 14:35)

 スーパーで万引を繰り返したとして常習累犯窃盗罪に問われた静岡市清水区の主婦(49)に対し、静岡地裁は9日、懲役1年8月(求刑懲役3年)を言い渡した。
 弁護側は、主婦が衝動的に万引を繰り返す精神疾患「クレプトマニア(窃盗症)」の診断を受け、「専門的治療が必要」と主張していた。
 佐藤正信裁判官は「(刑務所で)相当期間の矯正教育を受けたにもかかわらず、盗癖の改善が不十分」と指摘した。その上で、「罪の重さをしっかり受け止めさせた上、早期に治療を受けさせるのが相当」と、酌量減軽した理由を述べた。
 判決によると、主婦は2009〜11年、いずれもスーパーで食料品を万引したとして窃盗罪で計3回の有罪判決を受け、仮出所して7カ月後の今年7月13日、同区のスーパーで果物などを万引した。

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