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 JR京葉線と東京臨海高速鉄道りんかい線の相互直通運転を目指し、沿線の千葉、船橋、浦安市などでつくる協議会は今月、乗り継ぎの実態を探る調査を新木場駅と東京駅で実施する。9日、千葉市の熊谷俊人市長が発表した。現状への不満が大きければ乗り入れへの後押しになるとみる。

 京葉線は東京駅での乗り換えが不便なため、同線利用者はりんかい線と有楽町線が接続する新木場駅で乗り換えるケースが多いと見られている。協議会は、新木場と東京の両駅で利用者にアンケートし、どの程度東京駅利用が敬遠されているかや、新木場駅の現状の乗り換えへの不満を調べる。直通運転が実現した場合の人の流れも分析する。

 新木場駅では用紙を手渡して実施。東京駅利用者の調査は業者に委託しウェブ上で行う。今年度内に集計、分析するという。