100円という低価格が売りの回転寿司を運営しているスシローが、2015年に回らない寿司屋『ツマミグイ』を東京の中目黒にオープンする予定のようです。朝日新聞デジタルが報じました。
回転ずしチェーン最大手のあきんどスシロー(大阪府吹田市)は9日、「回らない」すし店を来年出すと発表した。1月に1号店を東京・中目黒にオープンさせるのを皮切りに、東京や大阪などの都市部に出していく計画だ。1皿108円の低価格を売りに全国展開してきたが、家賃の高い都市部での出店を増やすため、客単価が高い新業態を始めることにした。
店舗名は「ツマミグイ」で、1カン100~350円のすしを、店員が運んでくるスタイル。一品料理や酒の種類を増やすほか、客の要望に応じてメニューを作り替える仕組みも採用。客単価は夜の利用で1人3500円と、1人1千円程度とされる回転ずしの3倍以上を想定するが、高級すし店と比べれば割安だ。
家賃の高い都市部でも出店できるように:
スシローは従来、郊外型の店舗が中心の寿司チェーンだったんですが、こういう回らない寿司店舗であれば客単価が3倍になるために、家賃の高い都内でもオープン出来そうな感じ。まぁ郊外でこれ以上、マーケットを広められないから、都内にも進出してきた…とかんがえるとわかりやすいのかもしれませんね。
ツマミグイはどこまで都内で広まる?
ツマミグイのライバルになりそうなのは、やはり『すしざんまい』ですよね。都内を中心に回らないすし店を展開しているこのチェーン店は、真っ先にスシローとバチバチやりあう感じになりそうです(客単価といい、客層といい…)。
そういった企業競争を含めて、もっと美味ししい寿司が安く食べられる状況になると、都内在住の私としては嬉しいなーと思います。24時間運営のツマミグイなんかも、誕生するんでしょうか?
以上、スシローが回らない寿司屋『ツマミグイ』を2015年にオープン予定…という話題でした。