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2014/10/09 08:24
恥をかくことと、嘘をつくことのどちらが悪いことなのか
こないだ
を弟が見に行ったんだけど、オリラジのあっちゃん先生に客席いじりで振られて、弟のしゃべりがお客さんにウケたみたいで、なぜか のポスターに載せていただけることになりました!すごーい(笑)
で、これがむちゃくちゃいい写真!出来上がりがすご~~~く楽しみです。西野さん、スタッフのみなさま、ありがとうございましたー!!!
その撮影のときに、
をいただいたのを家族でみていたら、その中の西野さんのヤフー知恵袋ネタのあとの「ヤフー知恵袋は一日ヤフー知恵袋サーフィンができるくらいおもしろい」っていうのが気になったので、ぼくもヤフー知恵袋に興味がわいて、どれどれ~と、のぞいて見ました。そしたらこんな質問があったので、びっくりしました。長いので一部引用します。できたらリンク先で全文よんでみてください。みなさんは、どう思いますか?
Q:毎年夏休みの宿題が楽しみです。計算ドリルや問題集は私(父)が担当です。クロスワード感覚で夏休み開始後2~3日で全部終わらせてしまいます。工作や美術は妻(美大出身)が担当です。美術の今年のテーマは「花」なのですが、まるで写真かのような胡蝶蘭を描ききっています。そして日記だけは子供が担当です。昔は工作や美術は親が手伝ったと思われるものは学校で友人や先生にとやかく言われましたが、昨今ではもはや親同士の作品の競い合いになっており、先生も当たり前のように黙認するようになっています。こんな時代はどうなのでしょうか?
Q:僕がお風呂から出ると妻が子供の絵に絵の具を塗っています。子供の姿はありません。「は~?子供が一生懸命描いてる絵に何やってんだ?(怒)」と少し怒り口調で妻に僕が言うと、「だってこのままじゃ終わらないよ。宿題終わらないとマズイと思って・・」と妻「終わらなかったら終わらなかったで謝らせればいい。自分で責任を持つという事を俺は学ばせたい。俺らが手伝ってしまったら、いざという時には親が助けてくれるから大丈夫。と思う子供になってしまうでしょ?計画性と責任感を学ばせるいい機会だと思ったのに・・」と僕が言うと、「そうだね・・ごめんなさい。でも子供が怒られるのかわいそうで・・」と妻が少し泣きそうになってしまったので、「ごめん。ちょっと言い過ぎた」と反省しました。
A:奥さんの「子供が怒られるのは可哀想」てのもわかりますし、実際、宿題をしていかなくて学校から連絡がくるのは母親にくるのでウチも主人が子供に「宿題忘れていって怒られてこい」とか言ってますけど学校に呼び出されるのも電話がかかってくるのも私になのに何勝手なこと言ってるんよ!て思います。なので私は手伝います。
A:我が家では主人が学習塾を経営していて、子供達をたくさん見てきた主人の考えは「手伝う」です。主人が子供では出来ないような工作を作り、毎年賞をもらって来て、それがなぜか子供の成功体験となり自信になりました。能力も器用さも無い息子ですが、色々親が手伝って実力以上の人生を送っています。親が手伝える事なんてたかが知れているので、手伝っています。 お陰様で親子は友達のようです。手伝うのが良い、悪いではなく、主人は「子供を見て育てろ」が信条です。
A:今、夏休みの宿題は基本親子の合作でしょう、父親ってエラそうに自力でやれ、っていいますけど、夏休みの宿題として提出された子供達の作品を見たことがないから、そんな無責任なことがいえるのでしょう。親の手、皆はいってますよ。自由研究とかも、パワーポイントでプレゼンしているし。ときどき怪しげなものを提出しているお子さんもいますが、同級生からはバカにされるし、他の親は、この子ネグレクト?と思って作品鑑賞してますよ。宿題の内容も量も子供が一人でできるレベルではないのをご存知ですか。学童友達の親御さんは小学校教師でしたが、宿題手伝ってましたよ。親が手伝うことは想定内だと思ってました。親子で宿題、夏休みにしかできない貴重な体験で、それはそれでいい経験だと思いませんか。夏休みの宿題って、親がどれだけ熱心に子供の勉強をみているか評価するためのツールです。いい加減なものを提出すれば下がるのは親の評価です。奥様、がんばってるのにかわいそう。
☆
「手伝うな、本人にやらせろ」の意見もふつうに多いのでホッとするんだけど、それにしても「手伝う!」って書いている親が、多すぎやしませんか???
ぼくんちは、できないものや苦手なものは、できないまま苦手なまま、そのまま出しています。弟は作文が苦手だし、ぼくは自由研究が苦手で、いつも休み明けに作品を持っていくのが恥ずかしいよーって言い合ってたけど、ずっとそれが当たり前だと思っていました。でも、この知恵袋のアンサーを眺めていると、なんか、手伝ってもらうのが当たり前だとか、手伝うのが楽しみだとか言っている人がいて、、一瞬、わけがわからなくなってしまいます。
こんなに宿題を手伝う親って、世の中にいっぱいいるの?だから、ぼくのツイッターも、当たり前のように「お母さんに書いてもらっている」とか言う人が、いっぱいいるのかな?
☆
そういうぼくんちも、実は、似たようなことがありました。(さすがに宿題をかわりにやったりはしないけれど)ぼくが、ツイッターでおとなの人に難しい言葉で理詰めにされてパニックになっていた小学生のときに、当時はまだぼくが小さかったこともあり、やっぱり母が見ていられなくなったのか、横から「こういう風に言えばいいんじゃない?」などと、口を出してきたことがあるんです。
当時はまだ炎上もほとんど経験していなかったので、おおぜいの人に責められて怖かったし、ぼくも自力でなかなか炎上から抜け出せなくて半泣きになっていたし、その母の考えた回答がすごくスッキリしていて良いものだったので、ぼくも「それ、いいな。その通りに書いてみてもいい?」と答えました。
でもそのとき、ぼくと母は、父に叱られました。
「(ままへ)おい、おまえ、おかしいぞ。そんなことして何になるの。だめだよ。じぶんの娘をうそつきにしたいのか。」
「(ぼくへ)いま、ふうかをフォローしてくれている人たちは、ままの言葉が聞きたくてフォローしてくれてるの?ふうかの言葉を聴きたくて、フォローしてくれてるんじゃないの?」
「(ぼくへ)おとなの手を借りれば、炎上しないように、うまい文章を書くこともできるだろう。でもそれは、ふうかのアカウントを信じて、ふうか自身の言葉を待っていてくれるたくさんの人を騙して、おおぜいの人に うそをつくことになるんじゃないのかなと、ぱぱは思う。」
「(ぼくへ)ふうか、炎上することと、うそをつくこと、どちらが‘良くないこと‘だかわかる?」
「(2人へ)どちらが、‘悪いこと‘だと思う?」
☆
夏休みの宿題の絵や読書感想文、習字。ブログやツイッター・・・。
「親に手伝ってもらう」といえば聞こえはいいけれど、それらを親の名義ではなく、最終的に子ども本人の名前で発表するということは、つまり、
「社会に対して大きなうそをつくこと」だ。
「確かに 世の中を子どもの力だけで乗り切ることはむずかしいかも知れないけれど、他人を騙すことや、うそをつくことを何とも思わないで、当たり前に思うような人間にだけは、なって欲しくない。」
と、父は言いました。
☆
「ごめんなさい」本当に、その通りだ。ぱぱ、ごめんね。そう思うと恥ずかしくて、後から後から、涙が出ました。
母も泣きながら、ぼくと父に、「ごめんね」と、言いました。父は、しっかりとした声で言いました。
「気持ちはわかるけどね。おれだって我慢してるし。(笑)でも、うそはだめ。悩んでアドバイスをもらうのはいいけど、ちゃんと、じぶんでは何て答えていいかわからなくなったので、ままにこうこうこういうアドバイスをもらいました、それを受けて、自分もこういう風に考えました。って、正直に、そのままぜんぶ書きなさい。うそをついて、じぶんをよく見せても意味がないの。ふうかを信じてくれている、ファンの人を裏切ることになるんだよ」
☆
夏休みの宿題の出来が悪くて、子どもが怒られたらかわいそう。成績に影響したらかわいそう。変なものを提出して、子どもが学校でからかわれたらかわいそう・・・。
それは、恥ずかしいかも知れないけれど、絶対に「かわいそう」じゃないんだよね。
本当にかわいそうなのは、「うそをついてもいいんだ」ということを、信頼して尊敬しているはずの親から、子どもが直接おそわってしまうことなんだ。
夏休みの宿題の読書感想文や絵、習字などの作品には、必ず子どもがじぶんの名前を書いて提出します。その中で特に優れたものは、学校外のコンクールなどにも出品されて、表彰されるし、そうなると賞状やPTA新聞などにも、子どもの名前や写真がしっかりと載るし、記録にも残ります。
宿題を手伝ってなんとも思わない親は、なにかの書類や作品に、子どもがじぶんの名前を署名するということの重みや責任を、もっと考えてあげてください。子どもは親の持ちものではないし、見栄を満たすための材料でもありません。親にやってもらった課題で賞をもらっても、子どもは絶対うれしくないし、ずっとうしろめたい気持ちになると思います。
もし、どうしてもひとりで仕上げることができなくて、親に宿題を手伝ってもらったら、「お母さんやお父さんに手伝ってもらいました。ごめんなさい。」と、正直に申告するようにしてはどうでしょうか。
正直に申告したら、県大会みたいな賞には出してもらえなくなるかも知れないけど、そんなものよりももっと、大切な何かが残るはずです。
夏休みが終わって、「宿題を親にやってもらいました。」と正直に言えた子には、そのかわり正直に先生に言えた勇気や、親子で協力した思い出ばなしとかを聞いたりして、別のところを評価してあげるようにしたらいいんじゃないかな。
それか、そんなに宿題を手伝う親が多いんなら、もうはじめから、「親子協力部門」と、「個人部門」を分けて、子どもがじぶんで、どちらかを選択できるようにするっていうのは、どうだろう???
☆
9歳から届けはじめた、つたなくて稚拙なツイート。書きたいことが思ったとおりに伝わらなくて、もどかしい思いもくやしい思いもたくさんしたし、ばかみたいにたくさん炎上してきたけれど、あれからぼくはどんなことがあっても、じぶんの言葉で、思ったことを書き続けてきました。
もしもあの時、母や他の大人の意見を、さもじぶんの考えかのように書いて、楽して炎上を乗り切っていたら・・・いま、ぼくは恥ずかしくて、人前に出る仕事をしていないかも知れないです。
あの炎上のとき、父がきちんと叱ってくれたから、ぼくは中学生になったいま堂々と、ファンの方たちに恥ずかしくない、「うそつきじゃないぼく」でいることができています。
そのことはいまも、ぼくの誇りです。
かわいそうだからとか、恥をかきたくないからとか、子どもの成績があがれば子どもの将来のためになるからとか言って、子どもの宿題を手伝ってしまう全国のお父さんやお母さんたちや、親に宿題をやってもらっている全国の小学生のみんなに、この、ぼくの言葉が届きますように。
☆
「うそをつかないでいることは、うそをついて実力以上に評価されることなんかより、何倍も、何倍も、しあわせなことなんだよ!!!!!」
おまけ1) このnoteを書いているとき、ちょうど、また「親にやってもらってるんだろこの馬鹿」というリプがあったので、「そんな子どもが今どきいるか、この時代遅れ」みたいに返信したら、
フォロワーさんから、「わたしの応援している芸能人は中1ですが、親とブログをしています。馬鹿にされたようで悲しいです。」と、予想外のコメントをいただきました。
その中1の子のブログを知らないし、どういう状況なのか詳しいことがわからないのでなんとも言えないんだけれど、その「親とブログをしている」のが、親とただ共同で、親や事務所に書き込み内容をチェックしてもらっている程度で、文章やいいたいことはちゃんと自分で書いているのなら、特に問題はないと思います。ぼくも映りこみ事故を防ぐため、写真は親がとったものや確認してくれたものをなるべく載せるようにしているし、特にこの仕事は書いてはいけないことが多いし、おとなでも守秘義務違反でおこられたり賠償問題になったりもしているから、第3者から写真や文面をチェックしてもらうのは、安全のためにもよいことだからです。
でも、もし、「親とブログをしている」というのが、「子どもの名前で親がブログをしている」ということだとしたら、はっきり言ってそのタレントも、親も、みんなおかしいと思います。(ごめんなさい)
いくらイメージ勝負の芸能界であっても、ファンがそれとは知らずお母さんと仲良く交流しててもなんか怖いし、第一にだまされてるファンの人がかわいそうだし、そんなブログ、やる意味がないとおもうんです。
もし、本人にはまだ危険でブログをさせられない、でも、どうしても応援してくれているファンの方には近況を伝えたいというのであれば、親や事務所が「きょうのだれそれちゃんの様子はこんな感じです」「きょうはこんな撮影を頑張っていました」と、かわりに報告をしてあげればいいことなのではないでしょうか。
でも、親よりぼくたち世代のほうがたぶんネットに詳しいし、お仕事してる子なら守秘義務ぐらいわかってるだろうから、もし事務所が許せば、その中1のタレントさんも、そろそろ、親に頼らずにブログをはじめてみてもいいんじゃないかな。
おまけ2)
おそるべし ヤフー知恵袋、こんな質問が!
ぬ~ そうだなあ・・・
2こくれたら、1こ返してあげる(笑)
☆
♔はるかぜちゃん ♔
声優志望の13歳 中学二年生 春名風花です。春キャベツの中からうまれました。本当...
ジャンプを読み終わって余裕があれば更新します(ω)
コメント1件
2014/10/09 08:48
親に宿題てつだってもらった記憶はないな、私が宿題してもしなくても親は気にしなかった、怒られるのは私であって、親が怒られるわけではないからだったのかな、勉強しろとはいわれたけど、宿題しろといわれた記憶はない。そんな感じでいいんじゃなかろうか。
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