中村静香の不可解な行動で「人狼」の展開が大荒れ
この日の出演者は田村淳（ロンドンブーツ1号2号）、ハリー杉山、矢作兼（おぎやはぎ）、小木博明（おぎやはぎ）、伊藤綾子、北村晴男、狩野英孝、神保悟志、中村静香。「市民」と「人狼」に別れて心理戦を行う人気の「人狼ゲーム」をプレーすることとなった。
ファーストバトルは小木と神保が人狼、北村が裏切り者、狩野が占い師、中村が騎士という役を与えられてゲームがスタート。
人狼ゲームとは、市民が「人狼」と思われるプレーヤーを会議によって追放していくゲームだ。人狼側は追放会議終了後、市民を一人消すことができる。追放会議と人狼の市民消しを数ターン行い、どちらかが消滅すれば勝利が確定する。
市民の側は人狼が誰かを正確に推理し、素早く追放する作業が求められるが、「裏切り者」が市民をかく乱するなどし、お互いが疑心暗鬼となり、市民が数的優位ながらも接戦となるところに醍醐味がある。
この日の番組では、ゲーム終盤、人狼によって市民チームは淳が消され残り5人、一方の人狼チームは小木が消され、毎回誰が人狼かを知ることができる職業「占い師」の狩野が神保は人狼であることを明らかにし、市民チームの勝利がほぼ確定となった。
ところが、中村は「最初ハリーさんが人狼だと思ってましたよね」「次に怪しいと思って（神保を）占って人狼と出たといって断言してましたよね」と狩野を疑うと、北村がここぞとばかりに「いや、この人は僕は裏切り者だと思ってたけど、本当は人狼なんですよねきっと」と、中村に訴えかけた。
そして追放の投票で人狼の神保と裏切り者の北村が狩野を指名、占い師の狩野と市民の伊藤が神保を指名し票が割れたところで、中村の一票はまさかの狩野。
ここで狩野が消えて、人狼の神保と裏切り者の北村、市民の伊藤と騎士の中村となったところで人狼がその夜、伊藤を消して人狼の勝利が確定。神保と北村が中村を追放したところで、まさかの大どんでん返しで人狼チームが多数決で勝利となった。
ゲーム終了後、最後に判断ミスをした中村に矛先が向いた。中村は「(狩野より北村）先生の方が弁がたってたから」と答えたが、北村は「今回はまったく自信がなかった」と早い段階で敗北を認めていたことを明かした。
続くセカンドバトルでは、最初のターンで人狼の淳が占い師を守った方がいいので占い師はカミングアウトしようと提案したところ、市民である中村が、なぜか「占い師」を自称し、ゲームを混乱させる。
中村は占い師であると偽った理由を「追放されないため」だと語ったが、そんな中村の自己中心的なプレーによって、ゲーム終盤には、人狼の淳、伊藤、裏切り者の矢作、市民の中村、神保と、市民は数的不利な状況となってしまう。
ここで淳と伊藤は人狼であることをカミングアウト、矢作も裏切り者であることをカミングアウトする。
追放会議で人狼チームは神保を指名、神保は淳を指名して抵抗の意思を見せるが、中村はルールを把握していないのか、なぜか同じ市民である神保を指名し、神保は呆れた様子で失笑。
これで人狼チームの完全勝利が決定し、2ゲームを通して中村の判断が勝負の分け目となってしまった。
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