〈投票の「足」確保へ 地域の声・地域の連帯を〉
8/14 Sat. [ クラちゃんの起床時刻 5:05 AM ]
◇ 投票所への〝足〟どうにか維持・・・訴えが実りました v(^^)v
この日の信濃毎日新聞の朝刊を開いて「お、やったじゃん!」思わず声が出ました。
その記事は「長野市が、中山間地域を中心に投票所が削減され、不便が強いられることになった7地区を対象に、来る衆議院総選挙の投票日(8/30)に、市営バス・乗り合いタクシーを臨時運行することを決めた」というものです。
この、投票所の統廃合については、先の6月議会で市側から提案されたものですが、所属する政信会が〝役所の都合〟で、貴重な投票行動にむざむざ支障を来(きた)させることを問題視し、私も個人質問で取り上げたうえで、有権者に不便を強いる〝代わり〟としての臨時バス運行について質(ただ)した経過があります。
その際の答弁は「個別(投票区ごと)のケースについては個々に考えていきたい」とのものでした。
さらに、先日行われた会派説明会の折、酒井副市長から「投票日の〝足〟については、「考えて」いきたい。」との発言があったことから、私はすかさず〝突っ込み〟を入れ「〝考える〟とおっしゃったが、具体的にどう考えるのか。」と質したところ「状況をみて」との返答だったことから「〝真面目〟な有権者が多い中山間地域の〝投票の足〟を奪うことは、国民の権利の剥奪(はくだつ)にもつながるので、投票日当日には有権者の利便を損(そこ)なうことのないように、シッカリと対応してください。」と強く申し入れておいたものです。
これら議会側の具申(ぐしん)と共に、おそらく当該の投票区の住民の切実な声が寄せられたのでしょう、それらの〝民意〟の重なり合わせにより、今回の臨時バス・タクシーの運行という成果が引き出されたものと思い、たいへんに喜ばしいことと感ずるところです。
記事によると、8/30(日)の投票日、投票所計24ケ所が削減された、鬼無里・戸隠・信更・大岡・浅川・芋井・小田切の7地区で、4~14人乗りの車両を計10路線で運行。利用希望者が29日中に予約する〝デマンド方式〟を採用し、他の市民との公平性を鑑み、有料(片道200円/お出かけパスポート(70才以上)100円)とする、というものです。
投票所の統廃合については、行政側にも、それなりの〝理由〟があることは承知するところですが、その一方で「大儀の影に隠れた社会的弱者の声を〝担保〟すること」は、施策を行う以上の〝行政責任〟であろうと思います。
今後も〝効率主義〟に基づくと思われる施策の執行にあたっては、適切に〝待った〟をかけ、全ての市民に光があたるよう、目を光らせて(^^)いきたいと思うところです。
◇ お盆の「夏祭り」に、多くの人が集い、和気あいあいのひとときとなりました。
この日の夜は、多くの地域で「夏祭り」が開催され、私の住む川中島でも、いくつかの地域で多くの人が集い、夏の夜を楽しんでいました。
今年で9回目を迎える「御厨(みくりや)夏祭り」は、御厨在住の〝万年青年〟達が自発的に運営しています。
ムラの鎮守(ちんじゅ)の「斗女(とめ)神社」の境内に、櫓(やぐら)を組んで、太鼓や踊りのパフォーマンスが披露され、それを囲んでの盆踊りや、夜店を出して定番の焼きソバやフランクフルトが振る舞われます。
午後5:30、南澤実行委員長が、高らかに開会宣言、祭りが開会しました。
初めの〝つかみ〟は、町内の町田奥サンによる「ミュージカル風紙芝居」
どこで習われたのか、絵と歌を駆使して、たちまちのうちに、子どもたちの視線を集めてしまいました。
夜店コーナーで〝万年青年〟達が、ドリンクを冷やしたりオモチャを用意して、子どもたちのゴ来店を待ちます。
その後は、アマチュアバンドの演奏や抽選会などで盛り上がってきたところですが、私は中座させていただき、一路JR川中島駅前の祭り会場に向かいました。
川中島駅前では、14~15日に亘り、こちらも恒例行事となっている夏祭りが開催されています。
こちらは、駅前広場を全面開放した、規模の大きな〝一大イベント〟で、駅前周辺のみならず、遠くの地区からも、その盛り上がりを聞きつけ、多くの市民が訪れています。
(こちらの模様は15日のブログで詳細報告させていただきますが)この日は、来る公示日を控え、民主党の篠原 孝さんが〝握手作戦〟に訪れ、政権交代をアピールしたTシャツを着込んで皆さんと握手を交わしていました。
子どもや孫を連れた家族は、口々に「がんばってネ!」と笑顔で握手に応じてくれ、民主党への期待の大きさを実感しました。
この〝市民の期待大きさ〟は、翻(ひるがえ)れば、今後の政治への取り組みにおける大きな〝責任〟が生じてくることの表れであることから、当事者は、なお一層気を引き締めてことにあたるべき、すなわち民主党候補は、さらに強い〝自覚〟をもって活動してほしい、と改めて思ったところです。
JR川中島駅での〝活動〟を終えて斗女神社に戻ると、宴(うたげ)も佳境(かきょう)に入り、盆踊りの真っ最中です。
井上陽水の「少年時代」 ♪ ~ 夏休み 風アザミ・・・ ~ の歌が重なり合う、ふるさとの一コマでした。
ところで、祭りの運営は、前日の13日から、関係者が総出で〝寄ってたかって〟設営作業を行ない、祭りの運営はもとより〝宴の後〟にも撤収・清掃作業が、やはり全員の手で行われます。
私は、ある意味、これらの準備から撤収までの一連の〝協働作業〟によって地域の連帯感が〝確認〟されるにではないか、と思います。
みんなで一緒に汗を流し、その成果である祭り当日には、地域の子どもが集まって笑顔を見せてくれる・・・この〝相乗効果〟が、地域活性化の何よりの原資になるのでしょう。
「御厨夏祭り」は来年10周年の節目を迎えます。またまた盛り上がるのでしょうナ(^^)
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