詳細はこちら |
| |||||||||||||||||||||||||
不満や満足の対応策を状況や他人に求めるのではなく、自分の行動に求めることで、満足感の制御(コントロール)をすることができる。
「刺激←→人間(欲求)→行動→成果」で考えると、まず、「満足する」という成果を得たいので、そこから逆に見ていく。すると、自分の欲求、つまり個人目標は変えられないので、状況や他人という刺激を自分で選ぶことになる。
http://e-uls.org/courses/mod/page/view.php?id=531
状況対応リーダーシップ®勉強会
実践と創造のリーダーシップ(ELA)研究会にて(初心者・初めての方大歓迎)
http://www.e-uls.org/o-zhirase/
「刺激←→人間(欲求)→行動→成果」で考えると、まず、「満足する」という成果を得たいので、そこから逆に見ていく。すると、自分の欲求、つまり個人目標は変えられないので、状況や他人という刺激を自分で選ぶことになる。
http://e-uls.org/courses/mod/page/view.php?id=531
状況対応リーダーシップ®勉強会
実践と創造のリーダーシップ(ELA)研究会にて(初心者・初めての方大歓迎)
http://www.e-uls.org/o-zhirase/
序章:行動科学とは(抜粋)
行動科学を知ると、どんなことができるだろうか?行動科学は、文字通り「行動」を対象とした研究である。「行動」とは、この場合、表情、しぐさ、話し方、笑い声、声の調子、身振り手振り、歩き方、ためいき、鼻息の荒さ、押し黙り、など、人が身体で表すものである。人はなぜある行動をとるのか、人の心のなかは見えないので、言葉や行動から感情を推測して、行動の原因を分析しようとするものである。
行動科学を知ることによって、これまで(相手の心のなかがわからないので)複雑になっていた人間関係も、シンプルに解決できることがある。問題の核心は何であったのか、雑多な感情の入り混じった状況を整理してみると、単純な事実の組み合わせでしかなかったとわかることがある。「心のなか」とここでは表現しているが、行動科学は心理学ではないので、「心」全般を研究した学問ではない。誰でも一度は聞いたことがあるかと思うが、刺激と反応の原理、つまり「刺激→反応」の原理を応用している。行動科学で基本となる考え方は、「刺激←→人間→行動→成果」である。
図表 1:行動科学の基本的な考え方(省略)
ある刺激が人間に影響を及ぼし、人間は行動し、なんらかの結果(プラスもマイナスも)が生じる。その結果がまた刺激の内容に変化をもたらす。その後の研究で、刺激によって影響を受けるのは、人間の「欲求」であることがわかった。したがって、ここでいう「心のなか」とは「欲求」のことである。刺激とは、この場合、状況や他人である。状況や他人からの刺激によって、人間の「欲求」は動かされ、行動し、なんらかの結果を起こす。このことから、「欲求に働きかける刺激」を与えることによって、人間に「特定の行動」を起こさせ、「特定の結果」を生じさようという研究が始まった。これが本書で扱う行動科学であり、リーダーシップ研究において重要な位置を占めることになる。
図表 2:行動科学からとらえるリーダーシップの基本的な考え方(省略)
ここでいうリーダーシップ研究は、主に経営学のなかで発展したものである。当時の研究では、リーダーという言葉より、管理者やマネジャーという言葉が使われることが多く、またフォロアーというより、部下や従業員という言葉が使われることが多かった。しかし、多くの研究者たちも指摘しているように、リーダーシップは企業のなかだけで起こるものではない。2人以上の人間がひとつの目標をめざして協力し合う状態が起きたら、そこにはリーダーシップが存在することになる。この場合のキーワードは、「目標」である。だれかが「あそこに行こう(目標)」と言い出し、他の人間を連れて行こうとしたら、無理やり連れて行くのであっても、説得して連れて行くのであっても、喜んでついていきたい気持ちにさせるのであっても、相手の欲求がなんであっても、連れて行くという行為は同じである。この連れて行くという行為がリーダー行動であり、目標を掲げた人間がリーダーである。ちなみに、上図の例は「おいしそうなもの」を刺激に使った場合のリーダーシップであるが、「恐ろしいもの」を刺激に使うリーダーシップもある。
図表 3:リーダーシップの考え方(恐ろしい刺激の場合)(省略)
このように考えると、「一緒にお買い物に行きましょう」というお母さんも、「映画を一緒に見に行こう」という友だちも、「明日までに宿題をやってくるように」、という先生も、「ノルマを達成しないと給料を下げるぞ」という上司も、みなリーダーであり、リーダーシップは企業だけではなく、家庭でも友達関係でも学校でもあるということである。ひとつの目標をめざして進む人々の集まりは、「組織」と呼ばれる。家庭も組織だし、友達関係もなにかを一緒にやるのであれば組織だし、学校も組織である。組織には、リーダーとそれに従うフォロアー(たち)がいる。
次章以降で詳しく解説する状況対応リーダーシップ(S.L.)モデルは、行動科学の諸研究を踏まえて発展した研究であり、主要な先行研究との統合も試みている。その意味では、状況対応リーダーシップとその統合モデルを知ることは、行動科学の基礎を知ることになるといえるかもしれない。状況対応リーダーシップと主要先行研究の統合について学習したいという場合は、「行動科学の展開新版」(生産性出版)に詳しく解説されているので参照していただきたい。
0 件のコメント:
コメントを投稿