【広州聯合ニュース】旧日本軍慰安婦の惨状を伝える常設展示館が、来年9月ごろ、米ニューヨークに設置される。慰安婦の常設展示館は米国で初めて。
現地の韓国系住民の集まり、ニューヨーク韓人会のミン・スンギ会長が9日、聯合ニュースの電話取材に対し明らかにした。
常設展示館はニューヨーク市立大学クイーンズボロ・コミュニティ・カレッジのカッファバーグ・ホロコーストセンターに設けられる。同センターでは昨年、慰安婦とホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)被害に関する行事が行われた。その後、センター長がニューヨーク韓人会に常設展示館の設置を提案したという。
ミン会長は「第2次世界大戦当時にドイツとともに日本軍が行った反人倫的な犯罪を広く知らしめるため」と話した。また、「ホロコーストセンターには年間数万人が訪れており、旧日本軍の戦争犯罪の蛮行を知らせるきっかけになるだろう」と期待を示した。
常設展示館は、慰安婦被害者が共同生活を送るソウル近郊の施設「ナヌムの家」(京畿道広州市)から映像や写真などの関連資料を提供してもらい、来年9月ごろオープンする計画だ。広さは5坪程度。設置費用はニューヨーク韓人会が集める8万ドル(約865万円)の募金を充てる。
ミン会長ら展示館設置推進委員会の関係者が10日、ナヌムの家を訪れ推進状況を説明する予定だ。
常設展示館が設置されれば、生きた教育の場として日本に圧力をかけることにもつながると見込まれる。