北大生の父親「知らなかった。青天の霹靂」

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 北海道大学の男子学生がイスラム過激派組織「イスラム国」の戦いに加わる渡航を計画していた事件で、父親が8日夜、日本テレビの取材に応じ、「全然知らなかった。青天の霹靂(へきれき)」と話した。

 北海道札幌市に住む父親によると、26歳の男子学生は浪人して北海道大学に入学し、部屋にはイスラム関連の本があったという。

 父親「(Qイスラム関連の本は部屋に何冊もあった?)3冊かそのくらいあった。それを『返してください』と大学の図書館から手紙がきていた。(Q就職活動がうまくいってなかった?)あいつ、あんまりしゃべるやつじゃないので、就職活動自体もあまり知らないです。大学院に行くとか行かないとかという話はちらっとあったけど、(Q前からイスラムに興味あった?)それも全然知らないです。青天の霹靂です」

 男子学生は7月頃に突然家を出て、警視庁公安部が家宅捜索をした都内の滞在先にいたことは知らなかったという。