「気まずい」とか「いたたまれない」感覚は嫌いだし
人間だれしも避けられるなら避けたいものですよ。
全部が全部とは言えないけど、世の中のお約束とかって根底を考えると
「お互いが気まずくならない」を基準に作られてるモノだと思うんですよ。
「コミケで家からコスプレしてくるのはタブー」って言うのも
結構な部分が「気まずい」から来てるマナーだと思うし。
自分は中学校の時も昼は給食だったんだけど、「放送部員」が
昼の放送を企画してオンエアしてた、ちょいと小粋で物静かな
クラシックBGM程度のをね、まぁ許容範囲、ハッピーランチタイム。
で、そのうち悪ノリとでも言えばいいのか知らないけども
女子が書いたような詩を朗読したり、アニソンとか電波曲を
オンエアし出す部員が出始めてからが悪夢、ディストピア。
「学校で歌が上手い奴は誰だ」みたいなコンセプトで
始まった企画があって、「よく知りもしない素人の歌声」を
さんざん聞かされた、黙々と皆が食事する教室で。
しかも給食中の教室内だから「逃げられない」状況にあるし
この「給食時の気まずい思い出」がかなり「歌い手さん苦手」に
通じるんですよ、本能でもう「逃げて!」のサインが出る感覚
「この状況を楽しめる人」は多分「歌い手に抵抗が無い人」だと思う
見る見ないは自由だし「視聴しない」「触れない」を
徹底してるのはそういう事、記憶がフラッシュバックするから。
これより適した表現が思いつかない。
気まずさとタイプが違いすぎる故の距離を置きたい感覚。
まぁ他の要因だととか「コメ荒れ放題の動画を見たくない」とか
「絵で美化されてドン引き」とかも確実に何%かは含まれているけど。
「触れない」ってのは「こういう理由から苦手ですね」って説明しても
「お前が歌ってみろ」や「本心では妬んでる」とかの謎の虚空反撃が
飛来するから、自分から距離を置いて遠くに居る、平和。
長々と書いたけどまだあんまりスッキリしてないんだよね
他の人の「苦手理由」を色々と聞いてみたい、上手な表現で。
「そう!言いたかったのはそれよ!」って言い回しで感心するのを。
思わずヒザを打っちゃうようなのを、散弾銃で。