ソフマップ、17年ぶり仙台出店
家電量販店大手ビックカメラの完全子会社で、パソコン販売などを手掛けるソフマップ(東京)は8日、仙台市青葉区のJR仙台駅西口にあるファッションビル「イービーンズ」1階に出店すると発表した。営業開始は11月下旬の予定。
店舗名はソフマップ仙台駅前店(仮称)。1階の売り場面積の7割(約1060平方メートル)を確保する。1996年に東北で初めて仙台に出店したが、97年に閉店。今回は17年ぶりとなる。
ソフマップは東京・秋葉原を中心に、パソコンやソフト、デジタル製品などの販売から買い取り、サポートまで全般をカバーする店舗を全国34カ所で展開している。仙台駅前店は35カ所目。
ビックカメラのグループ広報担当者は「若者が多く集まる魅力的なエリアで、出店を求める声が多かった。東北のお客さまに喜ばれるサービスを提供したい」と話す。
イービーンズは9月、若い女性向けファッションの店舗を縮小。新しい客層の取り込みを図るため、ソフマップに出店を要請した。運営するエンドーチェーンは「カルチャーや生活感も感じさせるビルにしたい」と狙いを説明する。
2014年10月09日木曜日